フォーカスブラケットの新しい姿かもしれません。
・実施例1 ライブビューで被写体を指定し、さらに特定の位置を指定する。すると、その被写体が指定された位置に移動したとき撮影を開始する。
・実施例2 ライブビューで被写体を指定し、さらにカメラからの距離を示す位置を二つ指定する。すると、その指定した範囲内に被写体がいるあいだ、その被写体を撮影し続ける。
・実施例3 ライブビューで被写体を指定し、さらにカメラからの距離を示す位置と、その位置からの範囲を示す位置を指定すると、その指定の位置から指定の範囲内にするあいだ、その被写体を撮影し続ける。
・実施例4 ライブビューで被写体とその被写体からの範囲を示す位置、さらにカメラからの位置を示す位置を指定すると、指定した位置から、指定した被写体からの範囲が重なるときに撮影を続ける。(当ブログの解釈です)
まず最初に私の文章を記述する能力が皆無であることをお詫びします。上記のまとめでは、なんのことかさっぱりわからないと思います。
簡単に説明するため、撮影者(カメラ)に向かってくる列車を撮影する状況を想像してください。
実施例1は、向かってくる列車を指定し、さらに列車がここまで来たら撮影を開始したいという地点をライブビューで指定します。すると、列車がその位置までやってくると撮影が開始されます。
実施例2は、向かってくる列車を指定し、さらに列車がこことここの範囲にいる間撮影したいという地点をライブビューで指定します。すると、列車がその指定した位置の範囲内にするときに撮影をします。
実施例3は、向かってくる列車を指定し、さらに中心点とそこからの距離を指定します。円の中心と半径を示す2点と考えればわかりやすいと思います。列車がその指定した円の中にいるときに撮影をします。
実施例4は、向かってくる列車の撮影したい範囲を指定します(先頭車両の先頭から先頭車両の終わりまでなど)。そして撮影したい位置(踏切など)を指定すると、指定した列車の範囲が特定の位置にいる間撮影をし続けます。この例では、先頭車両が特定の踏切を通過しているあいだ、撮影をし続けます。
このようにちょっと難解ですが、とにかく指定した範囲の間に被写体がいるときに自動的に撮影してくれるという特許をニコンが出願しています。
これは動体に関して有効な特許になりそうですね。上記のたとえでも述べていますが、列車が特定の場所に達したら自動的に撮影するですとか、運動会で走るこどもがここに来たら撮影を開始するというようなことができそうです。いわゆる”置きピン”をカメラに自動的にやってもらうというイメージでしょうか。
これまでフォーカスを自動的に移動させて撮影するフォーカスブラケットはありましたが、動く被写体が特定の範囲に移動した時に撮影するというのは初めての機能になるかもしれません。これまでは置きピンなどとして撮影されたものが、自動で撮影できるようになるかもしれませんね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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