キヤノン RF 28mm f/1.4、RF 35mm f/1.4の特許出願
■ RF 28mm F1.4
・焦点距離 28.00mm
・f値 f/1.42
・半画角 37.69度
・像高 21.64mm
・全長 140.62mm
・バックフォーカス 21.99mm■ RF 35mm F1.4
・焦点距離 34.98mm
・f値 f/1.42
・半画角 31.73度
・像高 21.64mm
・全長 154.45mm
・バックフォーカス 16.17mm
CanonNewsがキヤノンが提出した特許を発見しています。今回見つかった特許はこちらです。上記は実施例の引用ですが、当サイトの独自の解釈を加えています。
実施例によれば、RF 28mm f/1.4、RF 35mm f/1.4のレンズが検討されていることがわかりますね。f/1.4という大口径の広角レンズになります(35mmを広角とするか標準とするかは微妙なところです)。どちらも定番のレンズですね。
このへんの定番レンズはもう発売されてるんじゃないの?と思って調べてみたら35mm f/1.8はあるのですが、f/1.4のレンズはありませんでした。そして35mmより短い広角単焦点はこれが初めてなのですね。広角レンズは人気があるので、こちらのレンズも売れそうです。
RFマウントレンズはラインナップ拡充
問題はこれがフルサイズミラーレス用かどうかというところです。まずバックフォーカス(マウントからセンサーまでの距離)は十分に短いので、少なくともレフ機のレンズでないことは明らかです。
像高についてですが、フルサイズセンサーの対角線長は約43mmです。こちらのレンズの像高は21.64mmですが、通常、特許ではレンズの中心からの像高を表示するので2倍にすると約43mmということで、フルサイズセンサー用であることも間違いないようです。なので、このレンズはフルサイズミラーレス用のレンズだと思われますね。コンデジやシネマカメラ用の可能性もありますが。
EFマウントのレンズが縮小しつつあるようなのですが、RFのほうは同じ焦点距離のレンズでも開放f値の異なるレンズも検討しているようで、こちらは順調にラインナップが拡充していくようですね。特に廉価なレンズがでてくるとユーザ的には嬉しいかもしれません。
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