キヤノンの供給問題が3月末までに解決する?
CanonRumorsがキヤノンの製品在庫の問題について報告しています。
カナダ、ヨーロッパ、アメリカの複数の販売店と話したところ、キヤノンは販売店にカメラとレンズの在庫に関する問題が3月末までに解決するだろうと通知していることが明らかとなった。
キヤノンもそうだったと確信しているが、誰もそのことの詳細については踏み込むことはなかった。中国の新節と工場の検疫による規制を受けているサプライチェーンが、通常のレベルまで改善されたと推測することしかできない。
これによって、6月頃の主要なカメラとレンズの発表があるだろう。ある販売店は4月か5月にNDAにサインすることになるだろうと示唆していた。以前は、2021年前半は少し退屈だが、後半は刺激的な年になるだろうと言われていた。
記事によれば、キヤノンのカメラとレンズの在庫に関する問題が3月末までに解決すると、キヤノンが海外の販売店に通知しているようです。
もし、このことが事実であれば、これまで海外の販売店では何かしらのカメラ、レンズの供給にの問題があったということになりそうです。製品が入荷されておらず在庫切れという状態になっていたのかもしれません。
実際に日本でも今年に入ってから、EOS R5とEOS R6の在庫が復活してきていて、実際に販売店のランキングでEOS R5/EOS R6が上位にランクインするようになってきています。なので確かに日本でも製品の在庫が復活しつつあるのを実感できる状況ではありますよね。
在庫不足になっていたと思われる原因は、恐らく以下の3つの原因が複合的に重なっているのではないのかな?と思います。
まず一つは新型コロナウィルスの影響で、海外のサプライチェーンに問題が発生していたり、海外工場に技術者を派遣することができずに品質管理や輸入に関する手続きが難しくなり、部品の供給が一時的に滞っていた可能性が考えられます。
二つ目は、世界的な半導体不足です。5G関連製品やPS5、XBOXの新製品の発売で世界的な半導体不足が噂されていました。これに新型コロナウィルスによる巣ごもり需要でPCなどの需要が一時的に増したため、さらに半導体不足が助長されてしまいました。
そして最後が、国内の大手半導体製造会社だった旭化成マイクロシステムの工場火災です。これが原因でLSIなどの製品が製造できなくなり、多くのメーカが影響を受けています。
これらの原因がすべてとは言えませんが、これらのうちいくつかが影響を与えていた可能性はあるのかな?と思います。メーカとしては想定外のものがいくつも重なってしまった格好になっているのではないでしょうか。
6月頃に新製品発表か?
記事では6月頃に何かしらの新製品の発表があるだろうとしています。製品の供給の問題に一区切りついたため、いよいよ4月以降に正式に新製品の発表に取りかかることができるというような状態にりそうです。
記事中にあるNDAとは秘密保持契約のことで、製品に関する情報を提供するけれども、その内容については他人に一切話さないというような契約内容になっています。これに契約しないと情報を得られないですし、仮に契約して情報を漏洩した場合には、わりと洒落にならない金額を求められることもあります。
5月頃に秘密保持契約を結ぶことになるということは、たぶん6月ぐらいには何かしらの情報が販売店レベルまで降りてくる可能性が高いと思います。そうなると、その頃から様々な新製品の噂がでてきてもおかしくない状況になると思います。
噂によれば刺激的な製品が発売されそうですので、どのような製品なのか楽しみですね。
[template id=”4241″]
コメント
コメント一覧 (1件)
話題の主旨からそれますが、
EOSR6で鉄道に河津桜を絡めて本格的に撮ってみましたが、
12コマ/秒で置きピン不用 測距点の多さでピント合わせの為カメラを振るのも不用 八段手ブレ補正で三脚不用と、従来の撮影スタイルが変わってしまいました。
D90とR6では技術進歩による開きがあるとは言え
なので供給不足でなければ発売直後から売れ筋ランキングに半年連続1位2位に入っていたと思えます。
悩んで買った甲斐がありました。