キヤノンから今年発表される可能性のあるレンズ
CanonRumorsが今年に発表される可能性のあるレンズについての噂を掲載しています。画像はイメージ画像です。
・Canon RF 18-45mm f/4-5.6 IS STM
これは特に焦点距離において興味のあるレンズだ。これはAPS-Cセンサーのカメラのキットレンズにある傾向にある。これは本来は2021年の第1四半期に発表されるスケジュールだった。このレンズが実際にどのようになるか興味をそそられている。
・Canon RF 24mm f/1.8 IS STM Macro
このコンパクトな広角マクロレンズは2021年の第4四半期に登場する予定だったが、2022年に延期されるようだ。
・Canon RF 100-400mm f/5.6-7.1 IS USM
このCUSMレンズは2021年の第2四半期末に発表される予定だったが、少なくとも6ヶ月は延期されるとみられる。
記事によれば、これまでキヤノンから発売される可能性のあるミラーレスカメラ用のレンズの噂について記述されています。ですが、内容をみると、どうやら今年は様々な要因から、これまで発売が予定されていたレンズが、実際には予定通りに発売されず、かなり遅れて発表される可能性があることが示唆されています。
例えば、この記事にあるレンズでも、2021年の12月までに登場される予定だったレンズが、大幅に遅れて2022年内の発表になる可能性もあるとしています。
レンズの発表が予定通りにならない理由
あくまで可能性ですが、ここのところ様々な要因が重なりレンズの投入が、従来の予定通りにいかなかった可能性が考えられそうです。その理由の可能性について記述してみます。
まず最初は新型コロナウィルスの影響です。これにより在宅勤務が増えたり、様々な調整が難しくなったりしている可能性や、海外の工場へ部品の製造を委託している場合には、技術者が海外にいくことができないので、品質管理などを行うことができずに部品を調達できないといった可能性が考えられると思います。
そしてもう一つは最近の半導体不足です。いまリモートワーク需要や、巣ごもりのゲーム機需要、そしてXBOXやPlayStationの新機種が発売されたことで、世界的に半導体が不足している状態です。今ではレンズにも様々な半導体が使用されているため、新たにレンズ用の半導体を仕入れることが出来ないといった状況になっている可能性が考えられます。
最後は去年にあった旭化成マイクロシステムの工場の火災です。こちらはレンズのAF駆動や手振れ補正に関係する半導体を製造していた可能性が指摘されていました。そのため、旭化成マイクロシステムから他の会社へ、これらの半導体部品の委託をしなければならない可能性があるわけですが、それが新型コロナウィルスの影響や、半導体不足の状況と相まって、他の工場からの供給が受けにくい状況になっている可能性も考えられそうです。
記事元では、2021年の新製品の発売の予想はかなり難しくなるだろうとしていて、これまでの噂の、特に発売時期や発表時期においては、かなり実際とは異なる可能性が高くなりそうですね。そして新製品の噂も最近はなかなかでてこない状況になっています。こうしたことは非常に珍しく、新型コロナの影響はカメラメーカにも大きな影響を与えているのかなという印象です。
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コメント
コメント一覧 (1件)
RF レンズは現行品でさえ一部供給不足なのでそれの改善が先決でしょうね。
ただ RF レンズは EF レンズと違い EF レンズや他社に無いユニークなレンズを
出し新しい価値観を提供すると言う意味では楽しみにしているユーザーさんは
沢山いらっしゃると思います。
そのことについては待ち遠しいですね。