Nikon Z 30の噂される仕様
■ 噂されるNikon Z 30の仕様
・2420万画素 DXフォーマットCMOSセンサー
・4k 24p、4k 30p
・Full HD 1080 60p
・3.2インチ 104万ドット背面液晶
・HC-E1 HDMIケーブル /USB Type-C/ステレオマイクME-1互換
・USH-I シングルSDメモリカードスロット(記事を一部引用して意訳しています)
Nikon Z 30の噂が掲載されています。画像はNikon Z 50です。NewCameraによれば、ニコンがNikon Z 30を上記のような仕様で発売するという噂があるようですね。
ちなみに、別の噂では、ニコンは2021年に2台のミラーレスを発表するとしていて、そのうちの1台がNikon Z 30で今年の6月末までに発表される可能性があるとしています。そして残りの1台は、プロフェッショナルミラーレスモデルとなるNikon Z 9(仮称)で、そちらは今年の7月~12月に発表されると噂されています。
Nikon Z 30の噂ですが、この仕様に記述されていませんが、EVFがないモデルになるようです。このEVFがないモデルというのは、EVFが内蔵されていないだけということなのか、それとも外付けEVFすらも取り付けることができないのかは不明です。
その他の仕様は廉価なモデルとしては無難な性能という感じですね。動画は4kは30pまで、FullHDでは60pまで可能ですし、背面液晶は104万ドットとフルサイズの仕様からは解像度が少ないようですが廉価モデルなら、こんなものだと思います。
ですが画素数については若干の向上があるようで、Z 50の2088万画素から2420万画素と若干向上しているようです。このことからZ 50と異なる新センサーを採用している可能性が高いと思われますね。Z 50についてはソニー製の裏面照射型センサーではないと言われていて、噂によればタワージャズ製とも入れています。Z 30もタワージャズの新センサーを搭載しているということなのでしょうか?
廉価製品としてネックとなりそうなマウントサイズ
個人的に気になるのは、Zマウントのマウントサイズです。Zマウントはフルサイズセンサーを採用したミラーレスを念頭に開発されています。そのため、従来のマウントよりかなり大口径化しています。各社の有名マウントのマウント口径は以下のようになっています。
・キヤノンRF 54mm
・ニコンZ 55mm
・キヤノンEF-M 47mm
・ソニーE 46mm
ソニーはフルサイズもAPS-CもEマウントを採用しているので口径は同じです。そして同様にニコンはフルサイズもAPS-CもZマウントを採用しているので54mmという口径は同じです。サイズを単純に比較すると9mmの差しかないわけですが、これは内径のサイズ差なので、剛性を考えたりすると外径では、もう少しのサイズ差がてできそうです。
そしてカメラの小型化を実現するのに、この約1cmの差というのはデザイン上ではかなり大きな差になると思いますね。この直系1cmの中には何も入れられないので、ボディはかなり大きくなってしまう可能性があります。
そう考えると廉価で安く小型なカメラというのは大きなマウントでは難しいので、どうしてもサイズ的に大きくなってしまうと思います。そうなると、小型なカメラを作ることができるEF-Mマウントのキヤノンや、Eマウントのソニーに立ち向かうには、かなり別の差別化をしないと難しいのかな?と思いますね。
ですが、台数的な売れ筋は、まだAPS-Cセンサーを搭載した廉価なカメラなので、その利益は無視できないところだと思います。どのようなカメラが発売されるのか興味がありますね。
(記事元)http://thenewcamera.com/nikon-z30-coming-without-evf-more-confirmations/
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コメント
コメント一覧 (3件)
海外の噂で出てくるEVFなしの画像(Z30?)は基本Z50からEVFを取ったような感じで、大きなグリップが付いていてこれはこれで成立しそうですが、キャノンではM6のような感じで、これで廉価機なんでしょうか? EVFなしLUMIX、PEN、FUJI他とは違うような。場合によってはソニーのα6000や6100なんかグリップ付きでそうかもしれないですが、これらはEVF付ですし。α6000は古いので16-50付で5万、α6100はダブルズーム付で10万で、相手は手強そうです。Z50の下位はやはり結構難しそうで、こう来たか的なものがないとなあ(自身のこれは、世間とずれている可能性大ですが)、と思ってしまいます。
自分はα6500からZ 50に買い替えました。
α6000シリーズのキットレンズはNEX時代のものです。NEXから自分も使っていましたが、写りも悪く、AFも遅く、運動会にすら使えないようなものでした。
Z 50はマウント径が大きいので高さは小さくできませんが、その分α6500よりも液晶が大きく、見やすくなりました。
α6500はボディ内手振れ補正もほとんど効かず、AFの精度も高くなく、EVFのちらつきも多かったため、Z 50に買い替えて良かったことばかりです。(安くて良質なFマウントレンズが使えるのもメリット)
Z 30はファインダーレス(または別売り)にすることで値段を下げられるでしょう。
他に、自撮りや動画時の液晶自由度が上がるのではないでしょうか。
造りの良さとキットレンズで、ソニーと差別化できるでしょうが、パナのG100のようなブイログにも使える機種かもしれません。
ううむ・・・EVFなしか・・・なんだかなあ・・・
おじさん向きではないですな。
若い人は、一眼レフでもファインダー覗かずに液晶面見ながら撮ってる人多いですから^^;
でも、購入層はおじさんが多いのではなかろうか???
わしはあんまり触手が動かんなあ。
レンジファインダースタイルで、EVFをボディの横に持ってきたらよかったのに。
コストダウンできないけど^^;
しかし、いずれにせよレンズをもっと増やさないとね。