当サイトが選ぶ2020年のカメラニュースベスト10
今年もあと10日ほどとなりました。今年は当サイトが独自ドメインを取得してから2年目になる年になります。多くの人にご覧いただいたことを、改めましてここに感謝申し上げます。いまだ足りない点や知識不足だったりすることも多いですし、誤字脱字が多い状況ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。そして、今年1年当サイトをご覧いただき本当にありがとうございました。
特にコメントをよく頂いている方には、様々な知識を教えられていて、記事の執筆にもとても助かっています。また足りない点を指摘されることもありますが、それも当サイトの質の向上につながっており、改めて感謝もうしあげます。ありがとうございます。
当サイトは毎日、おおむね2つの記事を掲載しています。そのため年間では約700記事ほどを掲載していることになります。そのために海外のサイトや国内サイト、カメラのメーカサイトなどを毎日巡回しています。そのため、たぶん一般的な人よりも多くのカメラに関する記事に触れているのかな?と思っているのですが、そんな筆者からみて今回、当サイトが勝手に独自に、この記事はインパクトがあったなというものをランキング形式で取り上げてみようと思います。
それでは、以下10位から発表です。
第10位 富士フィルムのカメラ販売好調が続く
BCNランキングなどで上位に入ることはなかなかないのですが、ヨドバシ、マップカメラなどのランキングで目立って上位にランクインしていたのが富士フイルムの製品でした。
富士フイルムのカメラは、どのカメラにも最新世代の技術が投入されていて、廉価機種でも富士フイルムのフラッグシップと同等の画質を得られることが特徴的です。さらにフィルムメーカとしての技術の粋を結集したフィルムシミュレーションという独自の機能を搭載し、出力される画像はとても特徴的で素晴らしいものになっています。さらにAPS-Cセンサーのためレンズの価格もフルサイズと比較すると安価に購入できるばかりか、ラインナップも拡充しているので、購入しやすいカメラとなっていますよね。
デザイン的にもクラシカルなデザインで、その操作系になれてしまうと他のカメラにはなじめないという人もおおくいるようです。なので、プロフェッショナルな人でも普段使いのカメラでは富士フイルムのカメラを選択している人も多いようで、根強い人気のあるカメラということになりました。
なんといっても10位にランクインしたのはミラーレス市場でオリンパス、ソニー、キヤノンに続き第4位のメーカになりつつあるということが大きかったです。筆者もいまAPS-Cミラーレスを購入するのなら、富士フイルムが第一候補です。
第9位 シグマ Foveonセンサーの目処がたたず
シグマから驚きの発表があったのは、9月の中旬です。それは全画素で全カラーの読み出しが可能なフルサイズFoveonセンサーに設計の失敗があって、センサーが完全に動作していないということを認めたことです。設計に問題があるばかりか、製造にも何かしらの問題があるようで、2020年に発売予定だったフルサイズのFoveonセンサーカメラは延期になってしまいました。
Foveonセンサーに期待していた人からはかなりの失望がありましたが、まだ開発は続けているようですので、しばらく様子見という感じになりそうです。
完全的に個人的な意見ですが、Lマウントでアライアンスを組んでいるパナソニックにシグマはFoveonセンサーを供給するのではないか?と考えていて、それももパナソニックがフルサイズセンサー市場に参入した理由ではないか?と思っていたのですが、肝心のセンサーが量産できないということになると、パナソニックとしては誤算となるのかもしれません(想像です)。
第8位 シグマ、タムロンの好調なレンズ販売
今年の交換レンズランキングで上位に入る回数が多かったメーカがシグマ、タムロンです。どちらもソニーが販売するネイティブレンズの約半額の価格で高品質なレンズを提供することを実現していて、市場ではかなり受け入れられています。
どちらもデジタル時代にあわせて補正前提ありきでレンズを設計しているようですが、そのため廉価な製品にすることができ、一般的なユーザには受け入れられていますね。シグマは王道な焦点距離で勝負することが多いようですが、タムロンは少しマニアックな焦点距離を設定して、より廉価だったり高性能を目指しているように見えます。
ちょっと昔ですと互換レンズは安かろう悪かろう的な部分もありましたし、動作が完全ではない可能性があるということもありましたが、ソニー用のレンズの場合には仕様が公開されていますので、互換品ではなく代替品となっていることも強みかもしれません。
第7位ソニー圧勝が続く
以前からもそうですが、今年は特にソニー製品の圧勝が目立ちます。コンデジではRX100が上位にランクインし続け、今年の後半にはビデオブロガー向けに特化したZV-1を発売し、これも発売が好調です。サイバーショットではなく、VLOGCAMという新たな名称を得ていることから、スチルも撮影できるビデオ撮影カメラとして、今後も新しいシリーズが発売されることは間違いないと思いますね。
最近は動画配信を始めようという人も多くなっていて、そのためにはある程度の高画質に撮影できるかめらが欲しいということになるようですが、その手始めの1歩として簡単に動画撮影ができる環境を手に入れるカメラということで人気がでているようです。たぶん静止画撮影用のカメラとしては異端のカメラということになると思うのですが、よくこういうカメラをそのときの需要に合わせて発売できるものですよね?ソニーのマーケティング能力に脱帽という感じがします。
そしてミラーレスではAPS-Cではα6600やα6400が、フルサイズではα7やα7Sシリーズが順当にランクインして、こちらもレンズラインナップの拡充とあわせて好調に上位にランクインしている状況です。さらに、新機軸となるコンパクトフルサイズミラーレスのα7Cもランキング上位にランクインしており、一部では仕様について問題視する人も多いようですが、やはり小さい、軽いは正義ということで、かなり売れているようですね。
このままいくとフルサイズミラーレスの覇権はソニーが握ることになると考えても間違いない状況だと思います。ソニーはミノルタのカメラ部門をよく引き受けましたよね。当時は無謀かと思いましたが、今考えるとそれが実っているのが素晴らしいです。
終わりに
今回は10位~7位までの発表でした。残りの発表は後日に行いたいと思います。発表は不定期で、年内には1位まで発表しますので、よろしくお願い申し上げます。寒い日が続きますが、皆さまのご健康をお祈り申し上げます。
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個人的な出来事2020年ベストスリー
最後までスクロールしていただいた人だけがご覧いただける個人的な今年の出来事です。
第3位 無駄にゲーム機を購入してしまう
PS5の供給不足?で争奪戦になり、各ショップで抽選販売になっているのは記憶にも新しいところです。実は筆者はゲーマーのはしくれなのですが、いつもは高価な本体とゲームを購入したくなくて、いつも1週遅れで本体と中古のゲームを購入して楽しんでいます。
PS5の発売が1年後に予想されていた今年の初めに、十分に価格が下がったPS4を特売で購入し、こちらも十分に値下がりしているPS4用のゲームを中古で購入していてプレイしているのですが、大人になるとゲームする時間も限られるので、いわゆる積みゲーばかりが増えて、PS4の稼働時間も、今年の1年間で約80時間という状況です。
そんな中でPS5の発売が決定して人気で品薄という記事をみて、試しに抽選に申し込んで見たのですが、そう簡単に当選するはずもなく、ちょうど同じように抽選が行われていたSwitchになんとなく申し込んでみたらなんと見事当選。当選すると購入したくなっちゃうもんですよね。おもわずSwitchとゼルダの伝説を購入してしまい、頑張って遊んでいます。
そうこうしているうちに、PS5の抽選がいろいろなところで再開されるようになり、いろいろ試しに申し込んでみたら、なぜかPS5の抽選にも当選。お店の人に聞くとミラクルな確率だったようですが、当選してしまったので仕方なく(?)購入してしまいました。おかげでSwitchとあわせて10万円近い散財になりました・・・。
ですが、忙しい中でプレイ時間を捻出できるはずもなく、しばらくは室内のオブジェとなりそうです。
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