(記事元)https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2020-194965/60064A198ED9EA393A0A57ED166773DCCE6DF5081B3F88DF9AF488C6D2358F75/11/ja
キヤノンが裏面照射型センサーの開発を検討?
キヤノンが裏面照射型デュアルピクセルオートフォーカスセンサーの開発をしているのではないか?と海外のサイトで話題になっています。
海外のサイトではキヤノンが出願した特許内容に裏面照射型のデュアルピクセルCMOS AFを開発しようしているのではないか?という図面を見つけたということで、キヤノンも裏面照射型のセンサーを開発するのではないか?と話題になっています。
実際の特許の内容は、上記の記事元リンクからご覧いただくとして、特許の内容は裏面照射型センサーの特許に関するものではなく、フォトダイオードの高密度化を実現する製造方法に関する特許のようです。その説明画像の一部に、裏面照射型と思われる画像がでてくるということですね。それが、上記で引用した画像になります。
画像の中の171がマイクロレンズで、140が電気的な配線を行っている半導体の層のようです。その間がフォトダイオードが設置されている場所ということで、配線部分とフォトダイオードの層が逆になっているので裏面照射型ではないか?ということになっているようですね。
新世代デュアルピクセルCMOS AF採用のセンサーが発売される?
さらに、以下の画像をみると、さらにデュアルピクセルCMOS AFであることがわかるような画像になっています。
このように、一つのマイクロレンズの下に二つに分割された画素が設置されていて、これがデュアルピクセルCMOS AFを実現しているというようなことになるのではないか?ということですね。
この特許の製品が本当に裏面照射型のデュアルピクセルオートフォーカスを実現したセンサーだとすると、かなりダイナミックレンジやノイズ低減に寄与する可能性があるので期待してしまいますよね。まだ特許の段階なので、実際に製品として発売されるまでには、かなりの時間がかかると思いますが、本当に発売されるとしたらキヤノンユーザとしては楽しみになるのではないのかな?と思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
この特許出願は2017年に出願し特許取得している物の分割特許ですね。
両方を読み比べていないのでどこが違うのか分かりませんが手の内を
明かしているので製品化は近いと思われます。
EOS R5 の高画素機に使う予定かも知れません。
技術進歩の面では歓迎する話しですが、果たして9000万画素のセンサーって必要なのかなぁ?【スチル専用のR5sの話しとも関連しますが】とも思います。
R5 が発表された時に自分としては4500万画素があれば十分と思いました。結局レンズを含めた購入資金とR6でも満足出来る解像度だったのでR6を買いましたが。
しかし、キャノンは攻めますねぇ【反撃してますね】