コシナ 球面収差を調整できる PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8 Z/RFマウント版発売

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コシナ フォクトレンダー PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8を発売

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項目仕様
焦点距離75mm
口径比1:1.8
最小絞りF11
レンズ構成3群6枚
画角33.2°
絞り羽根枚数9枚
最短撮影距離0.7m
最大撮影倍率1:7.4
最大径×全長φ71.2×90.0mm
フィルターサイズφ62mm
重量580g
レンズフード
絞りリング装備(マニュアル絞り)
電子接点あり
Exif情報対応
ピント合わせ補助機能 1フォーカスポイント枠色変化
ピント合わせ補助機能 2ピーキング機能
ピント合わせ補助機能 3カメラ拡大ボタンによる拡大
ボディ内手ブレ補正対応(ボディ内手ブレ対応機種に限る)
対応センサーサイズフルサイズ
その他球面収差コントロールリング付 *A *B *C

球面収差をコントロールできるレンズ

コシナがフォクトレンダー PORTRAIT HELIAR 75mm F1.8のZマウント版、RFマウント版を発売すると発表しています。発売日は2026年2月を予定、価格は店頭価格で13万2120円となっています。

このレンズは少し変わったレンズで、球面収差の補正過剰と補正不足の状態をコントロールすることで多彩なボケ表現を実現しているとしています。

まず、球面収差とは何かというところからですが、噛み砕いて言うと、レンズの中心を通る光と、周辺を通る光が、まったく同じ位置にピントを結ばない現象のことを指します。このズレがあると、ピント面のシャープさが少し落ちたり、ボケの輪郭の出方が変わったりします。現代のレンズは非常に高性能なので、こうした収差は極力取り除かれるのが普通ですが、実はあえて少し残すことで、ボケをより美しく見せることもできるのだそうです。

この球面収差の残り方によって、前ボケと後ボケの性格が変わる、というのが面白いポイントです。球面収差が補正不足の状態、いわゆるアンダーコレクションになると、ピント位置より手前側のボケが柔らかく、ふんわりと溶けるように見える傾向があります。その一方で、ピント位置より後ろ側のボケはやや輪郭が出やすくなります。ポートレートなどで、手前から自然に被写体へ視線が導かれるような描写を好む人には、このタイプの描写が心地よく感じられることが多いです。

逆に、球面収差が補正過剰、いわゆるオーバーコレクションの状態になると、今度は後ボケがとても柔らかくなり、背景がとろけるように描写されやすくなります。その代わり、前ボケはやや硬めの印象になる傾向があるとされています。背景を美しく整理したい撮影や、被写体の立体感を強調したい場面では、このような描写が魅力的に感じられることも少なくありません。

One Point!:アンダーコレクションとオーバーコレクションって?
アンダーコレクション(補正不足):前ボケがふんわり、後ボケが少し輪郭くっきり。
オーバーコレクション(補正過剰):後ボケがとろけるように柔らかく、前ボケはやや硬め。 どちらも“表現の違い”として楽しめるのがポイント!

最近のレンズは非常にシャープですが、一方でボケが硬く感じる、背景がうるさいと感じる人もいるようで、そこであえて球面収差を残して、被写体や背景に合わせて自分好みの表現を作り出すことを目的としているようですね。しかし解像性能を犠牲にするのではなく、シャープさを残しながらボケの表現を調整する機能のあるレンズということになるようです。

非常に面白いレンズですね。

コシナ

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