スタートアップ企業がAIで操作、設定するマイクロフォーサーズカメラを開発へ

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AIに対応したカメラが登場する可能性

スマホによる写真撮影の分野で、AIが大きな進歩を後押ししており、次はミラーレスカメラにもそのカメラが来るかもしれない。ロンドンとニューヨークを拠点とするスタートアップ企業、Camera Intelligenceは音声コントロールからカメラ内での編集まで、すべてにAIを活用するマイクロフォーサーズのミラーレスカメラを開発するために、初期の資金調達に成功したと発表した。

9月2日の火曜日、Camera Intelligenceは200万ドルの資金調達を発表。これによりAIネイティブカメラの開発を加速させる計画だ。初期のデモンストレーションでは、CEOが音声でカメラに色の編集、動画モードから写真モードへの切り替え、2秒タイマーでの撮影を指示する様子を実演した。

Camera Intelligenceによると、このネイティブAIカメラはユーザーが複雑なカメラ設定ではなく、言葉で何を求めているかを指示できるため、コンテンツ制作のプロセスを簡素化すると同時に、撮影中にカメラに編集を依頼することも可能になると言う。

(後略)

AIで操作可能なカメラ

AIを搭載したカメラが登場するかもしれないとDigitalCameraWorldが伝えています。

記事によれば、カナダのベンチャー企業がマイクロフォーサーズのカメラを利用し、AIで操作できる機能を実現しようとしているようです。現在のところ操作できるのは、カメラの様々な設定の変更や色味の変更などが可能になっているようです。

以前のエントリークラスには、操作ガイドみたいな機能がカメラに搭載されていて、撮影の方法や設定の変更などを教えてくれていましたが、同様のことが可能になるかもしれません。

現在は設定の変更や色味の変更だけのようですが、将来的には、もっとダイナミックにとか、派手な色味でとか、雑誌の表紙のようになど抽象的な表現でもカメラが意図を解釈して撮影をしてくれるかもしれません。また、声で被写体の特徴を伝えることでAFポイントが自動的に被写体を追いかけ続けるといったことも可能になるかもしれません。

現在でも様々な設定をしておいて、撮影シーンによって切り替えることは可能ですが、登録されている設定以外の設定をする場合にはメニューの深いところまで行かなければならず面倒になるケースがあります。そのような場合にはAIに音声で設定を命令する機能はあったら便利かもしれません。

ただ、これですべての設定が音声で可能になりカメラのボタンやダイヤル類が一切なくなるというようなことにはならないように思えます。しかしエントリークラスのカメラでは、そのようなカメラが発売されてもおかしくないのかなと思いますね。

DigitalCameraWorld

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