ニコンが新しいカメラのモデルネームN1823を台湾の国家通信放送委員会に登録した。これは恐らく発表が近づくNikon D6一眼レフだろう。
これが主にアジアかららリークされた情報を元にしたNikon D6の噂される最新の仕様だ。
・以前に報告した2400万画素でなく2000万画素センサー(100%確実ではない)
・ボディ内手ぶれ補正なし(いまだ100%確かではない)
・ノーマルシャッターモードで14コマ/秒(D5は12コマ/秒)
・改良され良くなったAFシステムだが、恐らくAFポイントの数は同じ
・Nikon D6のオートフォーカスの改善は素晴らしくα9 IIに匹敵する
・D6にはさらなる機能と、カメラと設定の様々な側面でのカスタマイズオプションがある
・関連ソフトも改良されるとみられるが、恐らくそれらはカメラの発売後に発表されるだろう
・D6は間違いなくハイブリッドカメラにはならないが、いくつかのミラーレスの機能をもった一眼レフになる(例えば、動画、ボディ内手ぶれ補正、静音撮影)
・4k 60ビデオ
・改善されたダイナミックレンジ
・RAW録画の高度なビデオ機能(外部記録か内部記録かは不明)
・より長い露光時間(Nikon D810Aのような)。1/8000~120秒(30秒から向上)
・デュアルCFExpressメモリカードスロット
・0.76~0.78倍 視野率100%のファインダー
・新しいデュアルExpeedプロセッサ
・WiFi内蔵
・320万画素タッチ式スクリーン
・改良された静音撮影モード
・公式発表は2月中旬に予想される(2月12日付近の前後1日)(記事を一部引用して意訳しています)
(記事元)https://nikonrumors.com/2020/01/22/nikon-d6-20mp-built-in-gps-and-no-ibis.aspx/
Nikon D6に関する最新の噂
NikonRumorsがNikon D6に関する最新の噂を報告しています。
記事によればニコンが海外の認証機関でNikon D6の技術適合審査のようなものを受けていることがわかります。概ねですが、この登録がされてから数ヶ月後に発売されることが多いです。なので2月中旬に製品の発表があるのだとしたら、その数ヶ月後、4月か5月ぐらいに製品が発売される可能性があることになるので、この時期に認証を受けたことと時系列的には一致しますね。
噂によれば、Nikon D6は2400万画素センサーではなく2000万画素センサーになるとのことです。現在が2082万画素センサーですので、センサーの画素数的にはほぼ同じということになりそうです。ですが、Nikon D6は報道向けのスポーツ撮影に向いているカメラとして、連写性能を考えると画素数的にはこれで十分なのかもしれません。
そして連写速度は14コマ/秒まで向上するようです。かつて10コマ/秒になったときにすごいなと感じましたが、いまは14コマ/秒と少しずつですがかなり進化しましたね。
ボディ内手ぶれ補正の有無
そして、ここにきてですがNikon D6のボディ内手ぶれ補正が搭載されることは100%確実なことではなくなってきているようです。噂される仕様のほうにはボディ内手ぶれ補正の項目がありますが、最近の噂では100%とは言えない状況のようですね。
たぶん実際にプロトタイプ機で実際にテストしていて、ボディ内手ぶれ補正の有無によるフィードバックを得ているものと思われますね。ある場合とない場合でどのような違いがあるのか、価格が上昇するぶんのメリットがあるか、ボディ内手ぶれ補正の耐久性に問題はないかといったようなことをテストして、最終的に搭載の有無を決定するのではないのかな?と思いますね。Nikon D6は手荒に扱われる場面も多いでしょうから、特にセンサーの故障にかんしては気になるところかもしれません。
さらにNikon D780のように像面位相差センサーが搭載されるかどうかですが、ハイブリッドカメラにはならないという表記があることから、Nikon D6には像面位相差センサーは搭載されない可能性が高いと思われます。
いよいよ3週間後に迫っていると思われるNikon D6の発表ですが、どのような機種になるのか楽しみですね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
ボディ内手ぶれ補正は、キヤノンも搭載しませんでしたからプロの過酷な現場で
使うには優先順位は下がるのでしょう。
極寒、酷暑に耐え、また階段から転げ落ちたぐらいでは故障しないタフさが必要です。
プロフォトグラファーが使っているカメラはキヤノンとニコンで約85%のシェアだ
そうですからボディ内手ぶれ補正の要望は順位が低いのかも知れません。
(シェアの数値は2019年2月号のコマーシャルフォトによる)