CameraLabsによるNikon Z 58mm f/0.95のレビュー
ニコンは、他のレンズでは提供できない画像を作り出すf/0.95との組み合わせを残しただけでなく、最大撮影倍率を0.19倍まで下げるためにもレンズをよく補正した。そしてZ-Noctはソフトな輪郭と背景と前景の描写がクリーミーで魅力的なボケを生み出す。加えてフッ素コートが含まれる前面のレンズでホコリや湿度を除去するように、よく強化されている。
レンズはf/0.95時でさえとてもシャープで、ピントが合っていることを容易に見つけられる。そして最新のミラーレスにあるフォーカスピーキング機能、手ぶれ補正のあるライブビュー拡大機能が本当にフォーカスをあてることをより簡単にしている。レンズとカメラの組み合わせで本当に快適に保持することができるので、撮影しているあいだレンズのサイズと重量がおおきな問題にならないことにも気がついた。ただレンズの取り外しには最大限の注意が必要だ。
Theartofphotographyのレビューも
ライカNoctiluxの究極の競合製品で、私は感銘を受けたと言わざるを得ない。私はNoctiluxが好きで、今でもそうだ。しかし、Nikon Z 6とNoct Nikkorとの組み合わせが、どのような場面でもサイズの点だけを除いて勝者だと言わなければならない。Noctは色収差の点で著しく修正されていて、f/0.95でとてもシャープなレンズだ。
Michael Erlewine (flickrのサンプルをみて欲しい)
これはレンズが必要で使い方を知っている人たちにとっては素晴らしいレンズだ。がっかりしてはいないが、購入するためにいくつか他のものを売却した。最初のNoctや私が見つけたよく収差が修正されたたくさんの他のエキゾチックなレンズも所有している。ボケは私が見てきたなかで最高だ。私のレンズコレクションにこのようなレンズはない。
(記事を一部意訳しています)
Noctのレビューをいくつか紹介
Nikon NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctのレンズが発売されてしばらく経過しています。Nikon NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctは受注生産なので注文した時期が遅い場合には入手するのに時間がかかる可能性があるわけですが、発売されて時間が経過し、様々なところでレビューが掲載されるようになっていますね。そのNikon NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctのレビューについていくつか紹介します。
レビューによれば、どれも素晴らしいレンズとして手放しで称賛されている内容が多いですね。特にボケと解放からでもシャープなレンズであることが特に印象的なようです。
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マニュアルフォーカスになった理由
問題はマニュアルフォーカスなところだと思いますが、被写界深度がかなり狭いので実際のピント合わせには、さほど苦労しないみたいですね。しかも今はフォーカスピーキング機能や、ライブビューの拡大機能もありますので、どこに合焦しているかもわかりやすくなっているということもあるようですね。
海外のネット界隈ではAFを実装すると画質に影響があるんじゃないかとか、結構大きなレンズでもAF対応しているのあるよねとか、マニュアルにすることでアピールしてるんじゃないの?などという意見もありました。
以前の話ですと、ニコンによればAFユニットがあまりにも大きく、Nikon NIKKOR Z 58mm f/0.95 S NoctでAFを実現すると、とても高価になりすぎるからだそうです。いちおうこれがニコン的には公式見解になるのでしょうね。ちなみに現在の最安値は103万円弱ということで、今でも十分に高価なレンズですが、それより高くなるとなるとちょっと想像が付かない価格にもなりそうですよね。
ですが、このレンズはスナップ撮影的にパシャパシャ撮影するレンズではなく、三脚を使ってびっちりと構図も決め絵作りをして撮影するレンズだと思いますので、マニュアルフォーカスでも実際の撮影にはほとんど影響はないのかな?とも思います。
以前、初めて換算50mmの単焦点レンズを購入したときに、あまりのシャープさと背景のボケの美しさにびっくりしたものですが、フルサイズでf/0.95となると、また違った感動を味わえるのでしょうね。ミラーレスでもキットレンズしか所有していない人は、ぜひ単焦点レンズも試してみて欲しいと思いますね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://nikonrumors.com/2019/11/24/nikon-nikkor-z-58mm-f-0-95-s-noct-lens-additional-coverage.aspx/
コメント
コメント一覧 (1件)
残念。逆立ちしても買えません。
意外ですが、スチルと言うより動画の方にも人気があるみたいですね。