オリンパスがワイヤレス認証機関に新しいカメラを登録した。このカメラのモデルナンバーはIM018だ。以前、2019年10月13日にオリンパス E-M10 Mark IVが2020年遅くに発売が予定されていると述べていた。従って、恐らくIM018はオリンパス E-M10 Mark IVだろう。これに関する何かしらの情報を得たら、すぐに情報を更新するつもりだ。
(記事を一部意訳しています)
オリンパスが新機種を認証機関に登録
オリンパスが海外の認証機関でIM018というコードネームのカメラを登録したようです。何度も記述していますが、初めて知る人がいると思いますのでもう一度記述します。日本でもそうですが電波を利用する機器は、その国々の認証機関でその国々の法律に則っているかどうかを確認してもらう必要があります。で、最近のカメラはWiFiやBluetoothなどを搭載しているので、各国で認証を受ける必要があるわけですね。
というわけで、オリンパスが海外(画像をみるとたぶんロシア)でIM018というコードネームのカメラを登録したということで、そろそろオリンパスから何かしらのカメラが発売されるのではないか?ということになっているわけです。
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OM-D E-M10 Mark IVの可能性は低い?
記事元のサイトでは2020年の遅く(9月か10月)に発売が予定されているE-M10 Mark IVではないか?としています。ですが、約1年後に予定されているカメラの認証を今受ける必要があるでしょうか?
というわけで調べてみました。これはソニーが中国の認証機関に登録した例を参考にしています。ソニーは中国にWW716189というコードネームで2019年6月5日にカメラの新製品を登録しています。そして、そのカメラはWiFiに5GHz帯の周波数を利用したWiFiを利用しているということが、その認証機関への登録情報からわかっていました。5GHz帯の周波数というのは、一般的に言われるところのIEEE 802.11gに該当するWiFiの周波数帯域ですね。
で、いままで5GHz帯のWiFIを搭載したカメラはなかったので、ソニーはハイエンドのミラーレスを投入するのではないか?と見られていました。そして実際にそれらのカメラが販売されました。それが、α7R IVとα9 IIです。そしてその発売日ですが、調べてみるとα7R IVは2019年9月6日、α9 IIは2019年11月1日です。WW716189というコードネームがどちらかのカメラかはわかりませんが、登録されてから少なくとも5ヶ月以内に発売されているということになります。個人的にはα7R IVと考えていて、それだと認証機関への登録から3ヶ月あまりで発売されていることになります。
これを今回のオリンパスが認証機関に登録したIM018に当てはめてみると、登録した認証機関がロシアと中国という違いはあるものの、約1年後に発売されるカメラの登録を、いまの時点で登録するというのはちょっと考えられないのかな?と思いますね。
一つ可能性があるとしたら、以前の情報が間違っていて、OM-D E-M10 Mark IVの発売が来年春から夏にかけてあたりで発売されるということだとしたら、今回登録された認証情報と合致するのかな?と思います。さて、E-M10 Mark IVの発売が近いのかどうか、楽しみになってきましたね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)http://thenewcamera.com/olympus-registered-im018-camera/
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