ソニーが300mm F2.8 GMを正式発表
ソニーが新レンズFE 300mm F2.8 GM OSSを正式発表しました。店頭予想価格は約94万円だそうです。
主な特徴
- 高い解像性能と美しいぼけ描写で決定的な瞬間を捉えるGマスター望遠レンズ
- 躍動的な瞬間をとらえる高性能AFと最高約120コマ/秒のAE/AF追随高速連写
- プロフェッショナルの撮影を支える快適な操作性と高い信頼性
- 屋外やスポーツシーンでの使用に耐える高信頼性
名称 | FE 300mm F2.8 GM OSS | |
---|---|---|
型名 | SEL300F28GM | |
レンズマウント | ソニー Eマウント | |
対応撮像画面サイズ | ●35mmフルサイズ | |
焦点距離(mm) | 300 | |
焦点距離イメージ(mm) *1 | 450 | |
レンズ構成 (群-枚) | 17-21 *フィルター1枚含む | |
画角 (APS-C) *1 | 5°20′ | |
画角 (35mm判) | 8°10′ | |
開放絞り (F値) | 2.8 | |
最小絞り (F値) | 22 | |
絞り羽根 (枚) | 11 | |
円形絞り | ○ | |
最短撮影距離 (m) | 2 | |
最大撮影倍率 (倍) | 0.16 | |
フィルター径 (mm) | 40.5 | |
手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正方式 | |
テレコンバーター (1.4x) | SEL14TC | |
テレコンバーター (2.0x) | SEL20TC | |
フードタイプ | 丸形バヨネット式 | |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 124 x 265 | |
質量 約 (g) | 1470 (三脚座別) |
MTF曲線
レンズ構成図
ソニーがFE 300mm F2.8 GM OSSを正式発表しました。発売は2024年2月2日、店頭よ総価格は税込みで約94万円になるそうです。設計を工夫してクラス最軽量を実現し、さらに防塵防滴性能にも配慮。テレコンバーターにも対応し2倍テレコン使用時には600mm f/5.6として利用できるとしています。
待望のサンニッパということになるわけですが、価格にまず驚きました。100万円近くするのですね。さすが満を持して発売したレンズといえそうです。
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(記事元)https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202311/23-1107B/
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コメント
コメント一覧 (5件)
きちんと1500gを切る重さで出してきましたね。まぁニコンの600mm F6.3 の大きさ重さを見た後では、もう驚かないですし、1500g以上だと逆に残念なだけだったでしょう。価格は日本円だと高いようですが、B&Hでは6000ドルと出ているようですので、予想が7000ドルだったので、頑張った方ではないでしょうか。とはいっても戦略的とも言い難いような? 何か焦点距離は世間的には伸ばす方向のような気もし、300mm F2.8 がどのような売れ行きになるかもまた面白そうです。次の望遠系は、300-1000mm F8-11とかが検討課題になってくるのでしょうか。30cm越えはとにかく大きい(元々個人的にはAPS-C派ですし)ので、妄想としてはタムロンにⅡ型で小型軽量の、180-500mm F2.8-6.3 辺りを期待したいところです(ちょっとF値の振れ幅が大きすぎるような)。
純粋なサンニッパとPFレンズ使用のZ600mmF6.3を比較するのは流石に酷かと。FEサンニッパはフローライトレンズこそ使っていませんが、それに準ずるED系レンズが4枚入っているようですから高級なガラスが目一杯入っています。
PFレンズは特殊なレンズを使い、レンズ構成を簡単にし軽量化を図っているのに対して、FEのサンニッパはレンズ構成は妥協せず、鏡筒前方のエレメントを少なくして軽量化を図ったとありますから妥協している所が違います。
もっとも各社歴代のサンニッパ系統のレンズを見比べてみれば約1.4kgが脅威の重量というのは分かると思います。
とんでもない軽さですね。他社の70-200mmF2.8と同等程度ですね。これは訴求力のある一本。
ソニーは他社と比べて超望遠のノウハウが少ないために、時間がかかっているとの話も聞きましたがここまで作り込んだレンズであれば納得です。ある意味一番ビルドクオリティの高いメーカーなのでは?
描写はまだ分かりませんが、ソニーのテレコンも優秀なので2倍テレコン常備で600mmF5.6として野生動物撮影にも使えそうです。
α9Ⅲはかなりニッチなカメラのようですが、この328は非常に評価できますね。
2倍テレコン付けて600mmf5.6にしても1.5kg少々。
70-200の延長としては使えるほか、超望遠にもなる。
ニコンの663PFも、もう少し頑張ってf5.6で作って欲しかったですね。
このレンズ配置は400,600mmと同じで軽量化に貢献していますね。
キヤノンの400、600mmも前段の構成は同じです。
後端はソニーはマウント径の関係から発散系が入ったりするので
構成が変わってしまうのは仕方がありません。
どちらが主導したか分かりませんが共同開発したように思われます。
最近のミラーレスのボディ加振装置の特許からも共同開発など
一部行っている可能性は高そうです。