キヤノン新レンズ3本の噂は正しかったのか?
キヤノンが新レンズ3本を正式発表しました。どのようなレンズが発表されたのかは、別記事でまとめていますので、下記の記事からご覧ください。
これまで新レンズの噂について様々ながれていたわけですが、その噂が正しかったのかどうか検証したいと思います。
というわけで、これまで噂されていた内容についてまとめてみましょう。
- 11月2日に発表される3本のレンズは以下のような価格と仕様になる
- RF-S 10-18mm f/4.5-6.3 IS STM:329ドル
- RF 200-800mm f/6.3-9.0 IS USM:1899ドル
- RF 24-105 f/2.8 L IS USM Z:2999ドル
- RF 200-800mm f/6.3-9 IS USMは以下のような仕様になる
- f値:f/6.3-9
- USMモーター
- 回折光学系(DOレンズ)
- 白色のペイント処理
- 防塵防滴性能なし(だがまだよくわからない)
- 1999~2199ドル
- 11月2日発表
- テレコンバーター対応
- 伸縮式ズームになる
- 年末までにRF-Sレンズ2本、Lレンズ1本が発表される
今回、流れていた噂はあまりなくて、発表されたレンズの本数のわりには情報が少ないです。というわけで、早速、それぞれのレンズの噂が正しかったかどうか検証してみましょう。
- 11月2日に発表される3本のレンズは以下のような価格と仕様になる
- RF-S 10-18mm f/4.5-6.3 IS STM:329ドル
- ○ レンズの仕様も米国B&Hの価格も正しい
- RF 200-800mm f/6.3-9.0 IS USM:1899ドル
- ○ レンズの仕様も米国B&Hの価格も正しい
- RF 24-105 f/2.8 L IS USM Z:2999ドル
- ○ レンズの仕様も米国B&Hの価格も正しい
- RF-S 10-18mm f/4.5-6.3 IS STM:329ドル
- RF 200-800mm f/6.3-9 IS USMは以下のような仕様になる
- f値:f/6.3-9
- ○ 正しい
- USMモーター
- ○ USMモーター採用
- 回折光学系(DOレンズ)
- × DOレンズは使用されていない
- 白色のペイント処理
- ○ 白レンズ
- 防塵防滴性能なし(だがまだよくわからない)
- △ 防塵防滴性能あり
- 1999~2199ドル
- △ 概ね正しい
- 11月2日発表
- ○ 正しい
- テレコンバーター対応
- ○ 対応
- 伸縮式ズームになる
- ○ 正しい
- f値:f/6.3-9
- 年末までにRF-Sレンズ2本、Lレンズ1本が発表される
- △ 年内にRF-Sレンズ1本が発表されれば正解
というわけで、これまでの噂されていた仕様について、正しいか間違っていたかを記述してみました。それぞれの項目をみてみましょう。
レンズの名称と価格については、今朝未明に明らかになった情報なわけですが、ぴったりと一致しています。この噂は正しかったです。そしてそもそもレンズが11月2日に3本発表されるという噂も正しかったことになります。
この他、仕様の詳細はRF 200-800mmの情報が多く噂されていました。このレンズの仕様に関しては、一部は間違っていたり、正確ではなかった情報があるようです。
まず、明らかに間違っていた情報としては、DOレンズを採用しているという噂です。実際には採用されていませんでした。また、正しいかどうか微妙な噂としては、初期の価格情報と、防塵防滴性能に関してです。このうち価格はどの国の価格なのか判断が難しいので概ね正解ということで△です。
防塵防滴性能に関しては、「ない」という噂と「ないと言われているが私は疑問に思っている」というような噂もあったりして、これは半分正解ぐらいで△という評価にしたいと思います。
というわけで全体的にみれば、これまでの噂はほぼ正解。DOレンズではないというところだけが間違いだったという答え合わせになると思います。
発売予定日、予約開始日、直販価格
- RF200-800mm F6.3-9 IS USM
- 発売予定日:12月上旬
- 予約開始:11月07日10時より
- 直販価格:税込み31万9000円
- RF24-105mm F2.8 L IS USM Z
- 発売予定日:12月上旬
- 予約開始:11月07日10時より
- 直販価格:税込み49万5000円
- RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
- 発売予定日:12月上旬
- 予約開始:11月07日10時より
- 直販価格:税込み5万5000円
レンズの主な特徴
- RF200-800mm F6.3-9 IS USM
- レンズ内手ぶれ補正搭載
- 防塵防滴構造(完全に防ぐものではない)
- 白塗装
- エクステンダー対応 APS-C機との組み合わせで最大2560mm相当 フルサイズで1600mm相当
- RF24-105mm F2.8 L IS USM Z
- ズーム時の全長固定
- 絞りリング搭載
- パワーズームアダプター(別売り)対応
- レンズ内手ぶれ補正搭載
- 防塵防滴構造(完全に防ぐものではない)
- レンズホルダー対応
- RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
- 換算16mmの超広角
- 小型軽量
- ハーフマクロ撮影が可能
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (2件)
個人的感想にすぎませんが、どの程度正しいかは本当に難しいですね。噂というものもどのようになって出てくるのかも。。。200-800が低価格で出てくるだろうというのは当たっていたのですが、最初は30万円を切らないのか、、、噂だしもう少し高くてもおかしくないか、という感じだったのですが、30万円切り(余裕で2000ドル切り)でした。ちょっと個人的には落差が大きいです。10-18はなぜか早々と画像が出ますし、しかし沈胴式とは最後まできちんと分からずでした。換算28mmと42mmでは写る範囲が倍ほど違うとは思いますが、やはりニコンの12-28は大きく、10-18は沈胴式ならもっとズーム倍率高くできるだろう等も。
噂では年内にRF-Sレンズがもう1本ということですが、どうなるでしょうね。18-150mmはR10向け、他はR50以下向け(それでも文句を言いたい)という感じを個人的には持っているので、R7向けのレンズが出るか?どうも出そうにない?でもR10向けぐらいは?ですが、どうなるのか楽しみです。
DOレンズの噂はどこから出てきたんでしょうね。焦点距離に対する小ささから「これはDOじゃないと無理なサイズ!」と早まったかも。防塵防滴非対応も非Lだからとの思い込みですかね?(私然り)
10-18はあのサイズに収めることが重要だったんでしょう。このクラスを買う人は小型軽量をこそ重視しているという分析ですかね。
18-45 or 18-135とも繋がる望遠端18mm、そして18-45との鏡筒共通化も要件だったのかなと。
スペック的には電動化してVlog用途にもできそうだったレンズですが、キヤノン的にはあまり重視してないんですかね? 商品ページにもVlogって用語入れてこないですし。