α新製品は世界最高のAFが搭載か
11月8日に発表される新製品には世界最高のAFシステムが搭載される可能性があるそうです。どのような機能なのでしょうか?
我々の読者は、ソニーのティザーにある3Dのドットマップが何を意味するのか疑問に思っていた。α9 IIIが11月8日に発表される可能性があること、そしてそれが世界最高のAFを持つと噂されていることから、これは新しい深層トラッキング機能に関係しているかもしれない。これはスポーツで被写体を追跡する必要があるカメラにとっては理にかなっている。
私たちの読者の中には、3DのドットがLiDARマッピングシステムに似ているのではないかと考えている人もいる。
現時点ではただの推測だ。今後数日間で詳細を得られることを期待している。
新しいαシリーズのカメラには世界最高のAFが搭載されるかもしれないとSonyAlphaRumorsが報じています。
記事では、α9 IIIには世界最高のAFが搭載される可能性があるとしています。何を持って世界最高というのかは想像するしかなく、AF/AE追従の連写性能なのか、被写体認識機能なのか、様々な可能性が考えられると思います。
まずは、11月8日に発表される可能性のある製品の再確認です。以下のカメラが発表される可能性があると考えられています。
- 300mm f/2.8 GM (99%の可能性で登場)
- α9 III 新しい積層型センサーと世界最速と連写性能(70%の可能性で登場)
- α1の新ファーム(70%の可能性)
かつて噂されていたα7S IVやZV-E10 IIは現在のところは予想される製品には含まれていないようです。
そして噂されているα9 IIIの仕様は以下のようになっています。
- α1とほぼ同じボディ
- 3300~3600万画素センサー
- 8k非対応
- 40コマ/秒 12ビットRAW
- 30コマ/秒 14ビットRAW
今回の噂で気になるのは、ソニーのティザーの画像が何を表しているのか?というところかもしれません。下記がその画像です。
このいくつものドットで表現されている波のようなものが新機能に関係している可能性があるのではないかと考える人もいるようですね。なかにはLiDARシステムを表しているのではないかと考えている人もいるようです。
LiDARはレーザーや赤外線、可視光を照射して被写体から跳ね返ってくる光を観測して、被写体の形状やカメラから被写体までの距離を測定しようというシステムです。自動運転の車などで採用されているので有名ですね。
このドットの波が被写体から跳ね返ってきた光をマッピングして、被写体の表面構造を表しているのではないか?そう考えているということですね。
もしこのようなカメラが実現したら、人間の顔をカメラ内で再現して、まつげでなく眼球までの距離を測定してそこにフォーカスを合わせるといったことが可能になるかもしれません。そんな新しいAFが新製品に搭載されるというのでしょうか?
さらにソニーがFoveonタイプの新センサーを開発しているという噂について「ソニーがFoveonタイプの3層センサーを開発中?? 新たなイノベーションか」にて詳しくお伝え。
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(記事元)https://www.sonyalpharumors.com/sonys-easteregg-hints-at-a-new-autofocus-feature/
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コメント
コメント一覧 (3件)
背景のドットは3D空間っぽさがあって、確かにLiDARへの期待を呼び起こしてくれますね。
パナがGH6などをDJIのLiDARに対応させるファームアップをして捲土重来かと思ったんですが、もし内蔵で対応なら流石はソニーとなりそうです。
ただ、LiDARの測距距離はiPhoneで5m程度、DJIのも14mだそうで、被写体と数十m離れることもザラにあるスポーツ用途でどこまで有益なのか気になるところ……
たしかにSPECIAL EVENTの画像はLiDARっぽさがありますね。
今年はソニーがFFミラーレスを出してから10周年でα9はゲームチェンジャーと呼ばれた機種ですから3型でまた驚きを見せてくれることに期待したいですね。
自動車の自動運転に応用されている技術ですね。
自動車には危険回避のような重要な技術ですがカメラに必要なのと
言った感はありますね。
原理的には光の周波数は異なりますが現状多くのカメラに搭載されている
補助光と同じ原理ですね。
それを波長を変え少し高度化したものかもしれません。
レーザーは波長の揃った光(コヒーレントな光)なので可視光よりは
有利に働きますね。