シグマへのインタビュー記事
シグマへのインタビュー記事が掲載されていて、そこでZマウントについて触れられています。どのように語られてるのでしょうか?
それではみてみましょう。
横浜でのCP+の前夜に、Zマウント用の最初の3本のレンズを発表した。それらが発売されて数ヶ月がたつが、これらのレンズの評判は?
Zマウントのユーザに非常に好評だった。彼らはシグマがZマウント用の製品を提供していることを本当に喜んでいる。しかし、我々はまたZマウントのユーザからフルサイズ用レンズに関する多くの要望を受けている。従って、私たちはこの期待に応えるために一生懸命に取り組みたいと考えている。
ZマウントはエレガントなデザインのNikon Z fなど、多くの高品質なフルサイズ製品を提供している。Zマウント用の開発プロジェクト、特にレトロデザインの光学製品はあるだろうか?
はい、私は非常に興味がある。ライセンス上の理由から詳細を述べることができない。私たちはZマウントに非常に意欲的で、一部のユーザが熱望していることを知っている。
EマウントやLマウント用のレンズを簡単にZマウントに対応させることはできるのか?
はい、特にEマウントの直径がZマウントよりもずっと小さいからだ。既存のEマウントやLマウントのレンズをZマウントに適応させることは簡単だ。その逆はもっと複雑になる。もし私たちがZマウント専用の製品を設計するのであれば、それはEマウントやLマウントに適していないかもしれない。
シグマからさらなるZマウントレンズに期待できそう
phototrendがシグマとのインタビュー記事を公開しています。
インタビューによれば、Zマウント用レンズは非常に好評で、ユーザからはフルサイズ用のレンズも熱望されているとしています。そして、ライセンス上言えないとしていますが、この発言から少なくとも次のZマウントレンズに取り組んでいることを事実上、明言したと言えますね。もし計画がなければ、”ライセンス上言えない”とは言わずに”検討している”ぐらいの発言で済む話です。
そして、既存のEマウントやLマウント用のレンズをZマウントで発売することができるかどうかについては、物理的な観点からは簡単にできるとしています。
ニコンのZマウントは、Eマウント、Lマウントと比較してフランジバック(マウント面からセンサーまでの距離)が最も短く、マウント口径は最も大きいマウントです。従って、Eマウント、Lマウント用に設計されたレンズは、そのままニコン用として発売することが可能となります。そのため、電子接点での通信のやりとりあたりをクリアすれば同じ光学設計のものをそのまま流用してレンズを作れることになりますね。
あとは記事にもあるようにライセンスの問題があるため、ニコンが許可するかどうかにかかっているのだろうと思います。
さて、次のシグマからのレンズはどのようなレンズになるのでしょうかね。特にAPS-Cレンズを期待している人も多いのではないでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (4件)
多くの消費者の期待通りシグマ I シリーズの Z マウント版が出ると考えて良さそうですね。
時期がいつなのか、どの焦点距離のレンズになるのか、20mm, 24mm, 35mm, 50mm といったニコン純正のレンズもある焦点距離についても発売されるのか、といったところが気になってきますね。
言葉を返せば、数が出るであろうEマウントを差し置いてZ専用レンズ(Zの規格上の優位性をフル活用したZにしか対応しないレンズ)は作らないとも捉えられいます。この部分は特に重要で、私には純正の優位性は今後も揺るがないということを暗に示唆しているように思われます。もっとも、サードからのノクトやプレナのようなレンズの供給を期待しているユーザーは少ないでしょうね。
全てのDG DNのZマウント版が出ると良いですね。DX機はラインナップが薄いので、せめてExpeed7を積んだ機種が出たらDC DNの拡充をお願いしたいですが、最初に発表されたZマウントのSIGMAレンズは単焦点f1.4のDC DN三兄弟でしたね。それもあって噂でNikonが中々出せないレンズを補間するレンズしか出せないのか?という噂もありましたが、ぜひLマウント(Eマウントはテレコンは出せていないのでLマウント)と同じラインナップをお願いしたいです。
これはIシリーズレンズのZマウント用登場に期待できますね。
相乗効果でZ f (Z fc) とIシリーズレンズが売れたらWin-Winですね。