年末に爆発的に売れるプリンタ
プリンタは年末に爆発的に売れるそんなデータが明らかになっています。理由はやっぱりアレですね。
それではみてみましょう。
年賀状作成を控えた9月頃から年末に向けインクジェットプリンタの販売台数は右肩上がりに増加する。2023年も9月から順調に販売台数が増加していることが、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかとなった。
年末はプリンタの販売台数が急激に上昇するとBCNが報じています。販売台数の月別グラフもありますので、詳細は記事元リンクからご覧ください。
個人的な意見なのですが、プリンタが月別で、こんなに販売台数に差があるのかと驚きました。というのも、年末に爆発的にプリンタが売れているからです。どのぐらい売れているのかというと台数比でいうと、5月~10月までが70ポイント売れているとすると、12月は163ポイント売れていて、12月だけで5月から10月の平均の2倍以上売れていることがわかります。
なお、その次に売れているのが3月で95ポイントです。説明か難しいので具体的なグラフをご覧になりたい方は記事元リンクからご覧ください。
このことから考えると、以下のことが考えられそうです。
まず年末に爆発的に売れるのは、やはり年賀状作成用途だと思われますね。年賀状や喪中はがきを印刷したいから購入する人とか、それらを印刷しようとしたらプリンタのインク詰まりがひどくて、これならばもう新しい製品を購入しようという人もいると思います。
そして3月に売れているのは就職したり、大学に入学したということで、必要な書類を印刷するために購入しているという人が多いからなのかなと思います。
しかし、世の中は基本的にネット社会になってペーパーレスに進みつつありますので、プリンタ事業そのものは斜陽産業になっていくのではないかと思います。今後も販売をしていくためには新たなビジネスモデルが必要なのかなと思いますが、個人的には個人用のプリンタがなくなると困るのでちょっと心配しています。
年賀状や、学校で配布されるお知らせも、いまはメールなどで済む時代になってしまっています。それでも、プリントも端末で見るのと実際に印刷して見るのとは違いがありますし、個人情報などの観点から実際に紙ではないと簡単に配布できないという場合もありますので紙へ印字するプリンタへの需要は一定数あると思いますね。
それでも年賀状の配達枚数は減少を続ける一方です。それに伴ってプリンタの需要もさらに落ち込む可能性が高いと思いますね。今後はどうなるでしょうか?
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コメント
コメント一覧 (1件)
プリンタの用途の大部分は年賀状作成でしょうね。
年賀状はプリンタで作成してもメールと異なり
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短い文章でも手書きの暖かさはメールでは不可能です。