Polaroid I-2レビュー
本格派のインスタントカメラPolaroid I-2のレビュー記事が掲載されています。興味深いので紹介したいと思います。
それではレビューをみてみましょう。
- 好きなところ
- 大口径相当の絞りのあるシャープな98mmレンズ(インスタントカメラ用)
- 手動および自動露出制御
- 露出補正ダイヤル
- 中央のAFポイントの正確性
- 良好なビルド品質
- 優れたバッテリー寿命
- 好きではないところ
- 高価
- ビューファインダーの眩しさが気になり、眼鏡をかけている人はより悪い
- ビューファインダーの情報表示が読みにくい
- 最大シャッター速度の1/250は一部の被写体によっては遅すぎる
- 手動フォーカスモードがない
高価だが、高性能なI-2は2023年に購入できる最高のポラロイドカメラだ。フルマニュアル、オート、セミオートの露出モードの組み合わせは、十分な柔軟性を提供している。シャープなレンズは素晴らしい画像を出力し、オートフォーカスは確実に動作する。さらに、カメラの取り扱いも良く、見た目もクールだ。
しかし、多くの人々にとってPolaroid I-2の主要な機能は過剰となるだろう。これは時には、ボタンを押すだけで撮影できるフルオートのPolaroid Nowがたったの95ドルであることを考えると、特に当てはまる。そのカメラはレンズがそれほど良くないかもしれないし、手動設定もできないが、500ドル安い。その価格でどれだけのフィルムを購入できるか考えてみてほしい。
しかし、Polaroid I-2は大衆に訴えるための製品ではなく、非常に特定のタイプの熱心なポラロイドユーザのためのニッチな製品だ。このような人たちは二度作り直したきしむ音がするSX-70カメラに命がけでしがみついている人たちだ(何人かそういう人を知っている)。そして、私は価格が多少高くともPolaroid I-2とそれが提供するすべてを評価する人々であると私は信じている。
本当の問題は、富士フイルムは優れたPolaroid I-2に対抗するために、同じような高性能のインスタントワイドモデルで応えることができるかということだ。時間がそれを教えてくれるだろう。それまではPolaroid I-2を使い続ける。
ポラロイドの新しいかめらPolaroid I-2のレビューが掲載されています。作例を含め詳細な説明もありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、先日発表されたPolaroid I-2ですが、より本格的でクラシカルなデザインの製品で、インスタント写真界隈はちょっとざわつきました。価格も599ドルと高めで、記事執筆時点の為替レートで換算すると、約9万円という価格になります。これにフィルム代などを考えると決してコスパは高いとは言えないカメラです。
これまでポラロイドのカメラというとボタンを押すだけで、あとはフルオートという印象が強いですが、このカメラは様々な設定をすることができるようで、自分で様々な設定をおこない撮影したいという人にはいいかもしれません。
また作例をみるとわかると思いますが、独特な色合いの写真が作られるので、こういうのが好きな人にはたまらないカメラになるのかなと思いますね。
ただ、日本でチェキなどで撮影しているユーザが、このカメラに手を出したいと思うかは結構未知数ではないかと思います。何らかの原因で爆発的に売れるか、一部のニッチな人に深くささるか、どちらかになる製品だろうなというように思いますね。
Polaroid I-2の主な仕様
サイズ | 149.9×119.3×91.2mm |
重量 | 563g |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー |
外装 | ABS樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アルミニウム合金、ステンレス |
シャッター | 最大シャッター速度1/250秒 露出時間1/250~30秒 バルブモード(99時間まで) |
絞り | f/8、f/11、f/16、f/22、f/32、f/45、f/64 |
レンズ | ステッピングモートーによって制御され、0.4m~無限遠でf/8の開口部があるコンティニュアスAFが可能な3要素レンズ |
焦点距離 | 98mm |
画角 | 垂直43度、水平44度、中央重点測光(視野の60%の範囲をカバー) |
フラッシュ | 真空放電管ストロボ 発光範囲f/8で2.5m |
対応フィルム | i-Typeフィルム、600フィルム、SX-70フィルム |
アプリ | iOSとAndroidでリモートになるフルコントロール |
インターフェース | USB Type-C充電×1、2.5mm外部ストロボ端子×1 |
ディスプレイ | 絞り、シャッター速度、モード、撮影枚数、バッテリー容量、ファンクション表示の可能な外部ディスプレイとビューファインダー 外部ディスプレイ:ホワイト(16階調)、ビューファインダー:モノラルLCM、黒背景に黄色表示 |
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