EOS R6とEOS R8の特徴と10の違い
EOS R6とEOS R8の10の違いという記事が公開されています。興味深かったので紹介したいと思います。どのように違うのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
- EOS R6の特徴
- 2000万画素フルサイズCMOSセンサー
- DIGIC Xイメージプロセッサ
- 4k60p、FullHD 120p 10bit 内部記録
- 5軸ボディ内手ぶれ補正
- メカシャッター12コマ/秒、電子シャッター20コマ/秒
- デュアルピクセルCMOS AF II、1053点
- 0.5インチ 369万ドット有機ELビューファインダー
- 3インチ 162万ドットバリアングルタッチ式背面液晶
- ディープラーニングによる被写体追尾
- デュアルSD UHS-IIメモリカードスロット
- EOS R8の特徴
- 2420万画素フルサイズCMOSセンサー
- 4k 60p 10bit 内部録画、Canon Log 3
- 236万ドット有機ELビューファインダー
- 3インチ 162万ドットバリアングルタッチ式背面液晶
- デュアルピクセルCMOS AF II
- 電子シャッター40コマ/秒
- 動画電子手ぶれ補正
- 縦位置の動画撮影モード
- マイク端子、ヘッドホン端子
- マルチファンクションホットシュー、Wi-Fi、Bluetooth
- 画質:ダイナミックレンジと、高ISO性能は、二つのカメラで酷似している。主な違いは、EOS R8に追加された400万ドット画像サイズと、カメラ内jpgの肌色のレンダリングにある。
- 動画:両方のカメラとも同じ10ビットの内部記録品質(ダイナミックレンジ、ISO)を提供するが、EOS R8は発熱問題が少なく、4kでクロップされない(ただしEOS R6の1.07倍クロップはほとんど気にならない)。
- 手ぶれ補正:EOS R6には5軸のボディ内手ぶれ補正が搭載され、静止画撮影時の遅いシャッター速度を使用できる可能性を広げ、歩行中の撮影でもより安定した画像を生成する。それに対し、EOS R8を高品質な手ぶれ補正のあるレンズと組み合わせると、当初考えていた以上の効果を得ることができるだろう。
- オートフォーカス:EOS R8は、より高度な被写体検出ソフトウェアがあり、低照度でより優れた性能を発揮する。両方のカメラは野鳥の撮影に優れている。
- シャッターと連続撮影:電子シャッターではEOS R8のほうが速く(40コマ/秒と20コマ/秒)、完全なメカシャッターは搭載していない。電子先幕シャッターのみだ。
- 追加機能:EOS R8にはデュアルピクセルRAW、フォーカススタッキング、レンズブリージング補正、USBフラグアンドプレイWebカメラ機能が含まれている。
- デザイン:EOS R8は軽量でコンパクトだが、EOS R6は大容量のバッテリー、追加ボタン、大型グリップ、改良されたEVFなどいくつかの利点を提供する。
- EVFと背面液晶:EOS R6は大型のEVFを備えており、特にめがねをかけている人に便利だ。両方のカメラは同じタッチ式のバリアングル液晶を共有している。
- メモリカードとバッテリー:EOS R6には二つのカードスロットと大容量のバッテリーが装備されており、静止画と動画の両方で長寿命を提供する。
- 価格:新品の購入ではEOS R6のほうが高いが、一部地域では差額はそれほど大きくない。中古価格を考慮するとEOS R6がより好ましい選択肢になることもよくある。
CanonWatchでEOS R6とEOS R8の比較という記事が公開されています。本文は記事元リンクからご覧ください。
すでに在庫僅少になっているEOS R6ですが、価格的に値下がりしてきているので、EOS R8との選択で迷っている人もいるかもしれません。そんな人向けの記事のようですね。
というわけで違いですが、主な違いは本体サイズの違いとそれによって影響のある部分のサイズ違い、メカシャッターの有無、メモリカードスロット、動画機能への対応ということになるようです。
EOS R8はEOS R6と比較して一回り小さいようですが、そのおかげでEVFのサイズは小さく、コントロール類も多少少なくなっていたり、大型のグリップがなかったりしていることがわかります。またバッテリーのサイズも小さくなってしまっていますね。メモリカードスロットも一つで、このあたりを問題視する人は多いかもしれません。
また完全なメカシャッターを搭載しておらず、電子先幕シャッターのみになってしまうので、完全なメカシャッターがほしい人はEOS R6やそのほかの機種を購入しなければなりません。
EOS R6 EOS R8で優れているのは電子シャッターで40コマ/秒の撮影ができることですが、これはEOS R6の最新機種のEOS R6 Mark IIでは40コマ/秒の撮影が可能になっています。
そのためカジュアルな撮影でより廉価なカメラがほしい場合にはEOS R8を選択するということになるのかもしれませんね。
そしてEOS R8のAF性能が高く評価されているレビューを「EOS R8レビュー “驚くべきAFシステムを低価格で提供している”」で詳しくお伝え。
キヤノンの新製品に関する最新情報はこちらのまとめから。
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コメント
コメント一覧 (6件)
R6とR8の比較?と思ったのですが、R6の中古価格帯が近いからということですか。
R6無印はミドル級の高感度機ですから、エントリーフルサイズ機であるR8と本来であれば比較にならないのですが、この間に新型プロセッサに変わってますから1.5世代くらいの違いがあるように思います。
ただそれが顕著に感じられるのはAF周りの性能を見た場合であり、その他のベースとなる筐体の完成度でいえばR6の方に分があるように思いますね。R6も度重なるファームupで初期とは別物レベルで改善されましたし。
R8の電子40コマが魅力的に感じられますが、結局どちらもローリングシャッター歪みが出ますので実用には向かないでしょう。※記事ではR6が電子40コマとあるが20コマの間違い。
それよりはIBISが付いていてかつ、ある程度、高感度に耐性のあるR6の方が基本性能が高く、場面を選ばず使えて初心者にはおすすめ出来るかなと思いますね。
ご指摘ありがとうございました。
EOS R8とEOS R6の表記が逆になっていました。
早速修正させていただきました。
今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。
日本だと新品でも4万、中古だと2〜3万程度しか差が無いR6とR8ですが、B&Hでも新品が500ドル差なんですね。これならR6を勧めるというのも大いにアリだと感じます。
R8が明確に強いのは認識被写体の多彩さを始めとするAF機能と足回りの機能追加(焦点距離表示や表示シミュレーションはR6にも下ろしてほしかった……)ですが、IBIS搭載やEVF、背面コントロール、バッテリーの持ちなどR6の強みも多々ありますしね。
R8のネックはやはり価格……カメラを始めたい方の話を聞くと予算はレンズ込み15万程度のことが多く、キヤノンが欲しいならRPかR10かR50になってしまうんですよね。RPはいつ終売するかわかりませんし、ボディ15、6万なら初心者にも勧めやすいのですが、性能や円安を考えると致し方なし、でしょうか。
R8はIBIS無しとバッテリーが小さいのがネックなんですよね。
せめてバッテリーがLP-E6系だったらR6/6 II、R5などのサブ機としても併用しやすかったのですが。
それなのに価格は20万円台なのでそれならR6のほうが魅力的に見えますね。
R8は20万円以下だったらAPS-C機からのステップアップとしてちょうどよくなると思います。
個人的にはバッテリーグリップの有無ですね。
バッテリーグリップがつかないと選択肢から外れます。
個人的にはバッテリーグリップの有無ですね。
バッテリーグリップがつかないと選択肢から外れます。