α7R Vレビュー
ソニーのα7R Vのレビュー記事が掲載されています。どのような評価になっているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
α7R Vは、単なるソニーの最高解像度のカメラという枠を超えて、フラッグシップモデルのα1にも匹敵する強力なハイブリッドカメラへと明らかに進化した。
8kと4k 60pの動画、現在のαシリーズの中で最高のAIとボディ内手ぶれ補正システム、優れたビューファインダー、非常に多機能の背面液晶など、新しいα7R Vは魅力的なオールラウンダーだ。
英国では本体のみで約4000ポンド、米国では3900ドル、欧州では4500ユーロで、フラッグシップのα1よりも大幅に安価だ。そのため、α1の本体と同じ価格で、α7R Vに合わせる高品質なGMレンズを購入することができる。
実際、α1に搭載されたメモリを内蔵した積層型CMOSセンサーによる高速な性能と高速な連写性能によって実現されている驚異的な30コマ/秒の連写性能が本当に必要でない限り、ほとんどのカメラ愛好家にはα7R Vのほうが適している。
とはいっても、α7R Vは前モデルよりも動画に優れているが、フラッグシップのα1には及ばない。α1には8k 30p、4k 120p、1080 240pり動画オプションが追加されているため、動画と静止画を半々で撮影する人は、可能ならフラッグシップモデルのほうを選択するべきだろう。
動画の仕様や連写速度ではα1には及ばないが、新しいα7R Vは実際にはα1をいくつかの点で上回っている。特に、より多くの被写体を簡単に認識できる優れたAI AFシステム、優れた4軸背面液晶、より効果的な8段分のボディ内手ぶれ補正、そして過去から続くαシリーズでの最高画素数など、いくつかの点で実際にα1を量がしており、はるかに安い価格で実現されている。
(中略)
全体として、ソニーのα7R Vは静止画に特に適した素晴らしいフルサイズカメラで、動画撮影者のことを忘れず、前モデルから大幅にアップグレードされており、より高価なフラッグシップモデルのα1の代替品となる多くの改善された機能を提供している。
α1を超える機能も
記事では、より詳細なレビューやサンプル画像などもありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、記事によれば、α7R Vはα1より安いながらも、α1を上回る機能が多くおすすめできるカメラだとしています。しかし、動画性能に関してはα1には及ばないとして、動画を多く撮影する場合にはα1も検討したほうがいいだろうとしていますね。
しかし、動画が必要なかったり、高速連写が必要でなければ、むしろα7R Vのほうがおすすめできるようです。ですがまもなくα1の後継機種が発売される可能性を考えると、もう少し待ってみてもいいのかなとも思えますね。
また最近のソニーのカメラは、新しいカメラが発売されるごとに、これまでとは別の機能が実装される例がかなりあります。今後もAIが進化して、認識力が向上したり、認識する被写体が増えたりする可能性もでてくると考えると、買い時がわからず非常に悩んでしまいますよね。次に発売されるα1の後継機種には当然ながら最新のAFが搭載されるはずですので、それを確認してからでもいいのかもしれません。
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(記事元)https://www.photographyblog.com/reviews/sony_a7r_v_review
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コメント
コメント一覧 (3件)
α1は高速動体撮影の連写機なので、比較対象が違うと思います。積層センサーでないと高速で動くものはピントの追随が今一つです。ソニーのα7RVはセンサー読み出し速度が遅く、静止画(静止物)に特に適した素晴らしいフルサイズカメラならわかります。
α1にα7RVのAI認識が搭載されないのは、プロスポーツカメラマンが一眼レフのフラグシップ機をまだ使っているのと同様、AI認識など必要としないからでしょうか。
私はAI認識も8段分のボディ内手ぶれ補正も必要ないですが、4軸背面液晶だけはα1に有償追加したいです。
AF性能(被写体認識機能)についてはα1に匹敵あるいは超えているとの評価を聞きますね。これは事実なのでしょう。
しかし、AF性能を特に重視する動体撮影では、センサーの読み出し速度、連写性能などその他の性能も高くてはなりません。
あくまでRシリーズは高画素かつ単写向きでのカメラですから、連写を多用する動体撮影においてでは総合力でまだα1の方に分があるような印象です。
またプロだから(AI)被写体認識は使わないということも無いと思います。現に業務ではすでに必要不可欠な機能になっています。
使う使わないというのは個々の判断なので、プロが求めていないから実装しないというよりは、α1は既に発売されている機種ですから、ハード面でAIAFを搭載出来ないということでしょう。
ソニーのプロサービスには加入していないのでよく分かりませんが、依頼すれば仕様変更が可能だが、AIAFの追加搭載は不可ということなんですかね。その辺もハード面で難しいのではないでしょうか。
あくまで描写機能とAF機能の比較でしかないからこのような答えになってしまっている
ように思えます。
信頼性、耐久性を考慮に入れれば違う答えになりそうな気がします。
電子機器は使っているデバイスが製品価格によって異なるので注意が必要ですね。