ソニーコンデジ市場でシェアを大幅に失う
ソニーがコンデジ市場で大幅にシェアを失っているという記事が公開されています。なぜそのようなことになったのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
一方、ソニーの1インチセンサー搭載モデルは堅調だ。事実、1/2.3インチ超のセンサーを搭載するコンパクトデジカメでソニーは、キヤノンとトップシェア争いを続けている。ソニー イメージングエンタテインメント事業部の齋藤佑樹 シニアマネジャーは、ソニーはコンパクトデジカメから撤退するのか、との問いに答え「コロナ禍が終わり、旅行に行く人が増えてきた。カメラのニーズも高まっている。ラインアップは変わってきているかもしれないが、コンパクトデジカメをやめるつもりは全くない」と話した
全文については、本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、コンデジ市場は1/2.3インチセンサーの需要が高く、多くのカメラが売れているそうです。しかし、ソニーはVlogのZV-1など大型センサーのコンデジに注力していて、小型センサー市場から事実上の撤退という形で、コンデジのシェアを落としているとしています。
そして、ソニーはコンデジからの撤退はしないとしており、今後の市場のニーズに応えるつもりではあるようです。
ですが、この流れはほとんどカメラ市場では決定的な流れであったように感じます。最後まで1/2.3インチセンサーなどの小さなセンサーのカメラを製造していれば、他社が撤退して残存者利益を得られた可能性もあります。しかし、スマホのイメージセンサーが大型化したり、海外の廉価なカメラ、トイカメラなどが販売されている状況では、ソニーでなくとも、ニコン、キヤノンが廉価コンデジで利益を得るのは難しい状況になっているのかもしれません。
一方で、ソニーの強みは開発力や先見の明だと思います。コンデジが厳しいとみるや動画に活路を見いだし、フットワーク軽く新製品を発売するのはいかにもソニーらしいですね。以前にレンズスタイルカメラというカメラも発売していましたが、いまでは撤退しています。製品を発売しても売れるかどうかはわかりませんが、市場に受け入れられるかどうか挑戦的なカメラを発売できるのはソニーのすごいところだと思います。今回のVlog向けカメラは、レンズスタイルカメラとは異なり市場に受け入れられました。
ソニーはコンデジからは撤退しないといっていますが、旧態依然の小さなセンサーの廉価コンデジからは撤退というのは間違いないところだと思いますね。ZV-1シリーズはコンデジそのものですので、続けている限りコンデジを止めていないということになると思います。
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/326bd494876d2c3f52b1c90b7e9516395ec0cbe8
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コメント
コメント一覧 (1件)
ソニーは Xperia 1V が落ち着いたところで Exmor T を使った高級コンデジを計画していると思いますが、どういうデザインになってきますかね。