EOS R50レビュー
キヤノンのEOS R50のレビュー記事が掲載されています。どのように評価されているのでしょうか?
それではレビューをみてみましょう。
- 結論
- ミラーレスカメラは10年前の格安一眼レフより高価格の傾向だ
- EOS R50もそのカメラの一つ
- しかし被写体追尾AFなどキヤノンを選択する理由が詰まっている
- ISOがわからない人にはクリエイティブアシストが役立つ
- 絞りでなく”ぼかし”、露出補正でなく”明るさ”という言葉で設定変更できる
- 写真の仕組みを学べば撮影できる写真にはほど遠いが自由度が高い
- 初心者やアマチュアは小型軽量、便利な背面液晶、価格を評価するだろう
- インテリジェントAFと680ドルの価格はR50を選択する十分な理由だ
- しかし犠牲もある
- 古いセンサーで理想的な照明でない場合、ディテールが喪失する
- メモリカードも古く連写性能が劣る
- 防塵防滴ではなく物理シャッターもないし、手振り補正もない
- マニュアル撮影を覚えても操作部の数が限られている
- 長所
- 手頃な価格
- 被写体検出AFがかなり素晴らしい
- 使い勝手が良い
- カスタマイズ可能なオートモード
- 快適なEVFとバリアングル液晶
- 軽量な設計
- 短所
- 電子シャッターのみ
- 古いセンサーでより早くノイズが乗る
- 手ぶれ補正なし
- 防塵防滴性能なし
- 2つめのコントロールダイヤル、ジョイスティックなどが欠けている
- UHS-IIに未対応で性能が低下する
- バッファは7枚のRAWに制限される
適切な場所が安い
レビューでは詳細な解説やサンプル画像もありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
レビューによればAFや背面液晶、小型軽量で手頃な価格ということで、かなり評価が高いようですね。レビュー内では適切な場所が安くなってる(簡素化されている)というような表現があります。
特に被写体認識機能のあるAFはハイエンド譲りの機能ということで、かなり褒められています。しかし一方で、価格を抑えるために古いセンサーを利用していたり、電子先幕だったり、手ぶれ補正がなかったり、防塵防滴性能がなかったりと、様々な機能が省かれていることが欠点だとしていますね。
唯一もったいないのは連写性能に劣ることですが、家族の写真を撮影したり、旅行に持って行ったり、散歩がてらスナップ撮影するというような使い方なら全然問題ないのかなと思います。
ですが、価格が高いのは地味に痛いですね。APS-C一眼レフを標準ズームキットで6~7万円ぐらいで購入していた記憶がありますが、もうこの値段ではAPS-Cのミラーレスカメラはなかなか手に入りません。しかし、いろいろ値上がりしている状態ですし、イメージプロセッサなど強力なものを搭載しているでしょうし、EVFぶんの価格もありますから高くなるのも仕方ないといえば仕方ないですね。
(記事元)https://www.thephoblographer.com/2023/04/21/canon-eos-r50-review/
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (1件)
防塵防滴やIBISの削除、電子先幕のみなどの割り切りを考慮しても、上位機譲りのAFとそこそこ以上の画質がこの小型軽量ボディに詰まっているのは凄いです。
操作系の乏しさから見て、本格的にカメラを始める意思があるならR10の方が良さそうですが、気軽にカメラを持ちたい人にはR50が最適に見えます。EF-SやEF-Mと違ってステップアップしたくなっても(あるいはサブ機としても)レンズを使い回せるのも大きい。友人にも勧めやすくなりました。
少し残念なのは価格と、センサークリーニング機能の削除ですかね。価格は仕方ないとして、除塵は入れといてほしかったですが……レンズ交換の楽しさを知り始めた途端にセンサーにゴミが、ってのも寂しい話ですし。