NIKKOR Z 26mm f/2.8開発者インタビュー
NIKKOR Z 26mm f/2.8の開発者インタビューが掲載されています。どのような内容になっているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
- カメラを毎日持ち歩く人向け
- Z 6IIのグリップより薄くすることを目標
- パンケーキでも性能に妥協せず、サイズとデザインを両立
- 最短撮影距離性能とその画質性能を実現
- 最至近ではZ 28mm f/2.8より画質に優れる
- マウントだけでなくフォーカスリングも金属なのも特徴
- ストリートフォトに最適な焦点距離として26mmを設定
- 使い易くAPS-Cでも40mm付近になる
- ミラーレス用パンケーキは入射角が大きくなるため設計が実は難しい
- 広角であることも収差補正が難しいので難易度が高い
- Zレンズのラインナップも揃ってきて、パンケーキのようなレンズにも取り組めた
記事では、今後のZレンズの展開や、デザインへの考え方など非常に詳細なインタビュー記事になっていますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、NIKKOR Z 26mm f/2.8ですが、このレンズは主に毎日カメラを持ち歩いて、撮影をしたいと思う被写体を見つけたらカメラを取り出して写真を撮るというような、スナップ、ストリートフォトに向けて開発したとしています。
このレンズの特徴はレンズ全長が短くパンケーキスタイルになっていることですが、これはNikon Z 6IIなどのカメラのグリップより高くならないように設計されているそうです。確かにグリップより高くなると鞄に入れたときなどに取りにくくなったり、引っかかりやすくなったりするため、小型軽量なパンケーキとしてグリップの高さよりも小さくすることにメリットはありそうです。
素材にも配慮
パンケーキというと比較的廉価で、画質はまあまあ、製造品質もあまり高くないという印象ですが、それを払拭するために、これまでのZレンズと同様の高画質を実現しているのだそうです。そして、ボディの多くで金属部品を使うことで質感を向上させているとしています。
パンケーキにすると見た目が安っぽくなってしまう可能性もあるため、本当の高級感のある見た目にしたいということで金属マウントを採用したそうです。歴史に名を刻むレンズになって欲しいとまで述べており、かなりの気合いの入っているレンズであることがわかります。
最初、価格が7万円前後というのを聞いて高いなと思いましたが、金属マウントを使用していることや、開発の難しさなどを考えると、7万円というのは仕方がない金額なのかもしれませんね。
個人的にはもっと安いAPS-C用のパンケーキがでてくると嬉しいなと思います。インタビューでは、Zマウントレンズは一通り揃ってきたので、このような趣味的なレンズにも手を出せるようになったのだそうです。そう考えると、今後も遊び心のあるレンズがでてくる可能性があるので楽しみになりますね。
(記事元)https://dc.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1483668.html
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