デジカメ販売減少はスマホのせいというのは一面的?
デジカメの出荷数量が減少したり、カメラメーカが苦戦している理由は、デジカメがスマホカメラのあおりを食ったというだけではないそうです。
どのような考え方なのでしょうか?それでは記事をみてみましょう。
性能の高いカメラ機能を備えるスマホの台頭がデジタルカメラの需要減に結びつく懸念は残るものの、CIPAは「デジタルカメラがスマホのあおりを食ったという見方は一面的だ」と強調。スマホの存在により、カメラの潜在需要が広がったとする。
全文は本記事下部の記事元リンクをご覧ください。記事によれば、デジカメがスマホのあおりを食ったという考え方は一面的だと述べています。むしろ、スマホカメラの存在により写真撮影に興味を持つ人が増えている側面もあるとしています。
コンデジ需要の低下は明らか
スマホやガラケーにカメラが搭載されるようになり、誰でもすぐに携帯電話やスマホを取り出して撮影できるような世の中になっています。昔とは比較にならないぐらい撮影するデバイスへのアクセスが近距離になっているわけで、それによって写真撮影に興味を持つ人が増えている側面はあるかもしれません。
しかし、スマホやガラケーの登場で明らかにコンデジ市場は小さくなったと感じています。なので、スマホの台頭は明らかにデジカメの需要減に結びついていると思うのですが、これは筆者の考え違いでしょうか?
スマホでの撮影で写真撮影に興味を持つ人は増えていると思いますが、それが売上を大幅に改善できるほどまでになっているとは現状では思えません。もしスマホの所有人口の5%の人がミラーレスカメラを買ってくれたら、それこそもの凄いプラスになると思うので、そのようなスマホカメラユーザをいかにミラーレス市場に取り込むかということも重要なのかなと思います。
(記事元)ニュースイッチ
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (3件)
昭和の時代、一家に一台コンパクトカメラがありました。記録するものが他に無かったからですが、今の80代は普通にフラッシュを使えたりします。(スマホから始めた今の若者は使わない人が多い) 一方、レンズ交換式カメラは限られた趣味層だけでした。
スマホの登場で確かにカメラに興味を持つ人が増え、もっと良い画質を求めてコンデジだけでなく、一眼カメラ需要も増えていきました。
その後、スマホのカメラの画質が良くなったのもありますが(スマホ画面で見る限りでは)、PCでできていたことのほとんどがスマホでできるようになり、PCを持たなくなりました。これが一番大きいです。すなわち、スマホ画面で良ければそれで良しとなり、デジタルカメラの需要がなくなり、昭和の趣味層に戻っていく流れではないかと思います。
管理人さんの意見に同意します。
スマホカメラの進歩でセンサーサイズの小さいデジカメ市場は明らかに激減したと感じます。
「スマホの存在により、カメラの潜在需要が広がったとする。」というのは結局「スマホのカメラ性能がもっと上がればいいのに」というスマホに対する改善欲求であり、スマホとは別にカメラを買って持ち歩こうと思う人は結局のところ少ないと思います。
最低限のカメラ性能の4万円くらいのスマホと10万円くらいのカメラを買って持ち歩くより、最新のカメラ性能の14万円くらいするスマホ1つを買って持ち歩くという選択をする人のほうが多いのではとも思います。
個人的にはスマホがとって代わったのは音楽プレーヤとカーナビで、以前は買っていたのに現在はスマートフォンで代用しています。カメラとしては全くスマホは使わずです(撮りにくい)。古い人間なので必ずしもカメラは安くないイメージもあり、デジカメ全盛期はとにかく、なぜこんなに安いのだろう、またすぐに値段が下がっていくと不思議感もありでした(ありがたかったのも事実ですが)。しかし現在、コンデジが選べなくなってきているのは本当にさびしいです。ですが適応していくほかないのでしょう。