シグマ20mm F/1.4 DG DN Artレビュー
シグマの20mm F/1.4 DG DN Artのレビュー記事が掲載されています。どのような評価になっているのでしょうか?
それではレビュー内容をみてみましょう。
■ 良いところ
- 素晴らしい解像性
- 色収差が少ない
- 超広角レンズとしては歪みが少ない
- 適度な口径食
- フレアが少ない
- 心地よいボケ
- 高品質な構造
- LマウントバージョンはSIGMA DOCK UD-11と互換性がある
- ロック機構のある素晴らしい絞りリング
- マニュアルフォーカスリングのロック機構
- 速くほぼ無音のAF
- 防塵防滴性能
- カメラとのバランスがよい
- 合理的な価格
■ よくないところ
- うまく使うには練習が必要
レビューは非常に詳細なので、全文は記事元リンクからご覧ください。
レビューをみると手放しで褒めている感じですね。よくないところに「うまく使うには練習が必要」とありますが、これは20mmという超広角レンズの扱い方が難しいことを指摘しているのであって、レンズそのものに関しての評価ではありません。
なので、レンズの評価としては「よくないところ」は特段なく、「いいところ」ばかりの評価となっていることになります。
素晴らしい解像性
それでは計測されたMTFのグラフをみてみます。
中央の解像性はf/1.4からf/5.6まで素晴らしく、f/8からf/16までがとても良い。周辺部はf/1.4とf/2でとても良く、f/2.8とf/4で素晴らしく、f/5.6からf/16までがとても良い。
さてこのグラフをみると、確かに中央部では開放からf/5.6まで優れた解像性があることがわかります。周辺部は開放から絞るに従い状況が改善していき、最も優れているのがf/2.8で、その後は下降していっています。
ただ、カメラの画素数によってはf/4以上に絞ると、今度は回折の影響で解像性が悪くなる可能性があるので、そのあたりは考慮しなければならないかもしれません。
そしてコスパはよいようですが、大口径の超広角レンズということで、シグマ製品でもこの製品は低価格というわけではありません。記事執筆時点の最安値は12万1800円となっていて、結構お高いレンズです。しかし価格.comでは単焦点レンズとして売れ筋ランキング6位になっていますので、他の大口径の20mmレンズとしては低廉で人気になっているようです。
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コメント
コメント一覧 (1件)
星撮りとしては周辺星像がどれくらい点に近いが気になっていますが、まだレビューが少なく情報不足です。
特にNIKON Z 20mm/1.8Sとの比較を心待ちにしています。