カメラの使用率が下がっている
カメラの所有者もカメラの利用者も激減しているという調査結果がでたという記事が掲載されています。どのような記事なのでしょうか?特に重要だと思う部分を引用してみたいと思います。
それでは、実際に見てみましょう。
■あなたはカメラを1年間にどれぐらい使いますか?
まいどなニュース
1年に1回もカメラを使わない 37.0%
半年に1回 12.7%
3ヶ月に1回 11.8%
1ヶ月に1回 11.5%
1年に1回 8.8%
1週間に1回 5.4%
2週間に1回 4.3%
記事は調査対象など詳細な情報がありますので、すべての記事は記事もリンクからご覧ください。さて、記事によれば、カメラの所有者は、持っている人を持っていない人が上回ってしまったそうです。調査によれば、カメラの所有率は41.8%に留まったとしています。なお、このカメラにはスマホカメラは含まれておらず、デジカメの所有率です。
さらにもっと衝撃的なのはカメラの利用状況に関する調査で、それが上記で引用した内容になります。なんと1年に1回もカメラを使わないという人がトップ、半年の1回、3ヶ月に1回がそれぞれ2位、3位となっています。
これは衝撃的で、3ヶ月に1回かそれより少ない回数しかカメラを使わない人は、カメラ所有者のうち70%を占めていることになります。カメラの所有率を考えると、カメラを所有していない人とカメラを所有している人の合計である調査対象全体で3ヶ月に1回以上カメラを使う人は、たった20%ほどという計算になります。これでは、カメラ市場が縮小していくのも無理はないなと思う状況ですね。
という自分も、かつてはどこに行くにもコンデジや1インチセンサーのカメラをバッグに忍ばせていましたが、今では完全にスマホだけになってしまいました。レンズ交換式は、ここぞという時にしか利用しないことが多くなっています。
道具としてのカメラか趣味としてのカメラか
これまではスマホがなかったり、スマホカメラもあまり性能がよくなかったので、何かしらの撮影をしようと思うとカメラを購入する必要がありました。しかし、スマホのカメラ性能が向上すると、ただ撮影したいということが目的に道具としてのカメラを購入する人は少なくなるのは、ある意味当然かもしれません。
趣味としてのカメラでは、まだまだスマホではできないことが多いですし、自分でちゃんとISO値、絞り、シャッター速度を決めて撮影するような撮影はできないので、そういう人は今後もカメラを購入していくのだろうと思います。ただ、そのカメラも性能がかなり向上して、数世代前のカメラでも特段に困らない状況になっていて、新たに買い換える必要性も少なくなってきています。
そうなるとカメラ市場はどんどん縮小していくわけですが、このあたりなんとか折り合いを付けることができないのでしょうかね。今の被写体認識能力もいつか行き止まる時がくるので、そうするとさらに買い換えの動機が減っていくのではないかと思ってしまいます。
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コメント
コメント一覧 (2件)
スマホのカメラ性能が上がれば上がるほどスマホとは別にカメラを持つ理由がもっと必要になってますね。
それこそZ fcのような趣味性に重きを置いたファッショナブルなデザインで、カメラを持ち出し使う機会を増やさせるのも一つの手だと思います。
カメラが必要無くなった理由は、スマホカメラで事足りるということもありますが、そもそもデスクトップパソコンに大型モニターを使う人がいなくなり、せいぜい学生がノートPCでレポート作成かリモートで使うくらいで、大きな画面で見ることが無くなったからだと思います。
スマホ画面でしか見ないなら、違いを感じられないというのはありますね。