400mm F4.5 VR Sの動画が流出
まもなく発表予定のNIKKOR 400mm F4.5 VR Sの初期レビューといえる動画が数多く公開されています。
というわけで、まずは、それらの動画をずらずらと紹介してみます。
一部のスマホやAMPページをご覧の方はみることができないかもしれません。AMPページが表示されている場合は、PC/スマホページを表示させてご覧ください。
他にもあるのですが、かなり多くの動画が公開されているので、このあたりにしておきます。これらの動画をみると、レンズの名称もわかりますので、次に発表されるレンズはNIKKOR 400mm f/4.5 Sという仕様のレンズであることは確定です。
一種のティザーの可能性
それでは、なぜこのような動画が発表前に公開されてしまったのでしょうか?通常は正式発表後に公開されるはずです。
まず、動画を公開しているサイトですが、DPreviewなど大手のサイトもレンズを公開しています。通常、これらの大手サイトはニコンからレンズを事前に貸与されていて、発表前に予定稿や今回の動画を作成しています。そして、レンズが正式発表されると同時にこれらの記事や動画が公開されるという仕組みになっています。
このとき、通常は機密保持契約が交わされ、特定の日時がくるまで情報を公開しないように厳命されます。もし、この規則を破った場合には、次にニコンから新製品の貸与がなくなってしまうかもしれませんので、各メディアはその情報を絶対に守るはずです。
それでは、なぜ今回、一斉に動画が同時に公開されたのでしょうか?大手サイトまでが動画を公開しているため、これは流出された画像などではなく意図的に公開されたものであることは確実です。
ちなみに、今回公開された各動画をみると、一斉に記事執筆時点の時間から約3時間前に公開されていることがYoutubeの日付などからわかります。3時間・・と考えると、米国東部標準時の時間がちょうど記事執筆時点で午前3時になっています。
ということは、恐らくですが、ニコンとの機密保持契約の日付はいまから3時間前(アメリカの東部標準時で6月22日午前0時)でちょうど切れたのだろうと思います。その期限越えになったため、各サイトですでに作成していた動画が一斉に公開された可能性が高いのではないかと思いますね。
ちなみに、これが日本のニコンは了承していたことなのか、米国ニコンの独断なのかはわかりません。
このような秘密保持契約の日時設定がされているのは、これも想像になりますが、(米国)ニコンがティザーを目的として、公式発表前に期日を設定し、各サイトで動画を公開させることでメディアへの露出やユーザへの周知を狙って行っている可能性が高いのではないかと思います。
記憶が正しければ以前にも同じようなことがあったと記憶しています(間違っていたらすみません)。
そして、これらのレンズに関してですが、ニコンのレンズは最近は本当に素晴らしい。小さくで軽量のレンズを発表してくれて嬉しいという好意的な評価がかなり多いようです。これでほぼ仕様はわかってしまったので、あとはZ 9の新ファームとZ 30の仕様の中身が気になるところです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
日本時間の明日発表ではないでしょうか。
しかし、いいですね。このレンズ。Fマウントの300mm F4を使っていますが、ズームとは違って周辺までシャーブで透明感があり、100-400mmはこれはこれで便利で良いのですが、鳥撮影のように常時テレ端だと単焦点が欲しくなります。100-400mmとほとんど同じ大きさというのもカメラバッグへの収納を考えるとありがたいです。
自薦よりは他薦の方が効果が高いと言われますので、公式発表よりレビューを優先したのかもしれませんね。
とはいえ、レビュアーに製品を否定されるリスクもありますので、ニコン側も製品の出来には自信があったのでしょうね。