ん?何か違和感が・・・
突然ですが、クイズです。以下の画像はニコンのZマウントレンズ製品一覧ページのスクリーンショットです。これをみて、何かしら違和感を感じる人はいるでしょうか?
気がついた人はかなり記憶力のいい人かもしれません。
正解は・・
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↓ なんかニュースアプリでよくでてくるクイズみたいな感じになってきました
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正解はこちら
これをみるとわかると思います。以前はこんな感じでした。
そうです。これをみるとわかるのですが、従来のFX、DXという表示がなくなり、フルサイズ、APS-Cサイズという表記に変更されていることがわかります。
このFXとDXという表記はニコン独特のもので、少しわかりにくかったのですよね。例えば、FXというのはマウントのことではなくFXというフォーマット(フルサイズセンサー)という意味だったのですが、あまりよく知らない人がみると、フルサイズ一眼レフに使用できるレンズでしょ?みたいに思っている人も多いです。しかし、いまはフルサイズミラーレスも発売されているので、このあたりが混同されわかりにくい人も多いようですね。
まとめると、こんな感じになっていました。
・Fマウント FXフォーマット フルサイズ一眼レフ
・Fマウント DXフォーマット APS-C一眼レフ
・Zマウント FXフォーマット フルサイズミラーレス
・Zマウント DXフォーマット APS-Cミラーレス
フルサイズとAPS-Cはセンサーの違いなので理解してもらいやすいと思うのですが、これを記号としてFXやDXと表現すると、たぶん一眼レフ用のFXレンズをミラーレスにも利用できると勘違いする人も多いのではないかと密かにおもっていました。
ニコンがそうかんがえたのかどうかはわかりませんが、少なくともWebサイト上ではFX、DXという表記は最小限にして、フルサイズ、APS-Cという表記に改めていくようです。たぶん、このほうがわかりやすいと思いますね。
とはいえ、ニコンはこのFX、DXという呼び方を完全にやめたわけではなく、製品ページでは以下のような表記もしています。
このように、ちっさくなりましたがFXフォーマットという表記も残っています。
より一般的に通用する呼び方に変更したのはいいことだとは思うのですが、いまさら表記を変更したことには、どのような意味があるのでしょうね。そして、どうして今になって変更したのでしょうか、きっかけは何だったのか、ちょっと知りたいところではありますね。
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コメント
コメント一覧 (3件)
記事で紹介いただくまで知りませんでしたが、何が変わったかはスクショですぐに分かりました。
FX も DX も単体で検索すると別の意味がマッチする時代なので、よい変更だと思います。
ニコン独自の言葉で世間ではほかの意味を持つ言葉としては VR があると思うのですが、
こちらはむしろ「手ブレ補正」ではなくて「VR」と呼ぶことになったみたいですね。
どちらも変更の理由はちょっと想像はつかないですが、興味深いですね。
以前は CX フォーマットもありましたね。
ニコンは独自の呼称を作り出すのが好きなようで
このような姿勢は余り好きではないです。
入門してくる人達が戸惑うばかりです。
業界で統一して欲しいですね。
確かに何故このタイミングで今更感がありますね。
ただやはり「フルサイズ」「APS-C」表記のほうがわかりやすいのでいいことですね。
Z fcで新たな若い顧客から「FXとかDXって何?わかり辛い」という意見が寄せられたのかもしれませんね。
以前は「ミラーレス」のことも「アドバンストカメラ」と言ってたりニコンは拘りが強い印象がありますが何か社内の風向きが変わったのでしょうか。
しかし「マクロレンズ」は今でもニコンだけは「マイクロレンズ」呼びなんですよね。
光学屋としての厳密性は譲れないという感じでしょうか。