シグマ 富士フィルムXマウントへ参入
富士フイルムXマウント用追加のご案内
株式会社シグマ(代表取締役社長:山木和人)は、ミラーレスカメラ用レンズに富士フイルムXマウント用(以下Xマウント)を追加いたします。これにより、Xシステムにおいても高性能・高品質・高品位のSIGMA製レンズをネイティブマウントでお楽しみいただけるようになります。
まずは現在ソニーEマウント、キヤノンEF-Mマウント、マイクロフォーサーズマウント、Lマウントの4マウントで展開している、16mm F1.4 DC DN | Contemporary、30mm F1.4 DC DN | Contemporary、56mm F1.4 DC DN | ContemporaryのF1.4単焦点レンズ3本のXマウント用を同時発売、今後も拡充していきます。
ミラーレスカメラ用レンズのラインアップとマウント展開の充実については、かねてよりお客様からのご要望をいただいており、今後もレンズメーカーとしてそのご期待に応えてまいります。
-富士フイルムWebサイト
シグマが富士フイルムのXマウント用レンズを発売することを公式にアナウンスしました。速報でお伝えしています。アイキャッチ画像はEマウントレンズ用のレンズです。
このレンズが発売されるという噂は当サイトでも報じていましたが、実際に発表されましたね。
発売されるレンズについても、既報の通り、以下のレンズということで間違いないようです。
・SIGMA 16mm f/1.4 DC DN Contemporary
・SIGMA 30mm f/1.4 DC DN Contemporary
・SIGMA 56mm f/1.4 DC DN Contemporary
シグマもXマウントの開示を得ていた可能性
シグマがXマウント用のレンズを発売したことが、これで確定したわけですが、どうやらシグマも富士フイルムからXマウントの仕様について仕様の開示を得ていたらしいことがわかります。
それが、下記のシグマのプレスリリースで表示されている内容です。
対応マウントの追加にあたり、Xマウント用交換レンズ専用にAF駆動や通信速度の最適化といった制御アルゴリズムを開発。高速AFの実現に加え、AF-C(コンティニュアスAF)、ボディ内収差補正*にも対応しています。
-シグマWebサイト
シグマのプレスリリースによれば、ボディ内手振れ補正など様々な技術に対応し、Xマウント用交換レンズの通信の最適化のアルゴリズムまでも開発しているとしています。
このことから考えると、富士フイルムとシグマは、富士フイルムのXマウントに関する技術的な情報を入手することができ、それによって上記で引用したような技術を製品に盛り込むことができたのだと思いますね。
これらのことを考えると、富士フイルムはXマウントの普及のためにタムロン、シグマに対してXマウントの技術的な仕様を公開したり、その製品を発売することを許容して、自社の製品をより多く購入してもらいたいというようなことを選択したのだと思います。
富士フイルムがXマウントの仕様を公開してサードパーティー製のレンズを発売を促したことになるわけですが、それがどのように影響するのでしょうか。ニコンやキヤノンにどのような影響があるのかなど、今後の状況に興味がでてきますね。
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