ニコン Nikon Z 9の新ファーム公開
• RAW + JPEG または JPEG + JPEG 分割記録 で、20 コマ / 秒の高速連続撮影した場合の連続撮影可能時間が長くなりました。
● ファームウェア C:Ver.1.00:
RAW(高効率★)+ BASIC(サイズL):約3秒*
JPEG + JPEG 分割記録(スロット 1:FINE(サイズL)、スロット 2:BASIC(サイズS)):約3秒*
● ファームウェア C:Ver.1.10:
RAW(高効率★)+ BASIC(サイズL):約8秒*
JPEG + JPEG 分割記録(スロット 1:FINE(サイズL)、スロット 2:BASIC(サイズS)):約8秒 *連続撮影速度を維持して撮影できる連続撮影可能時間です。各秒数は装着レンズ NIKKOR Z 50mm f/1.8 S、メモリーカード ProGrade Digital COBALT 1700R 325GB CFexpress を使用した場合の当社試験条件における参考値となります。次のような場合などには、連続撮影可能時間は減少します。
[スロット 2 の機能]を[バックアップ記録]に設定した場合
[自動ゆがみ補正]を[ ON ]に設定した場合
• [再生メニュー]>[フィルター再生の条件設定]において、条件設定をする際にマルチセレクターの右ボタンを押した場合でも、チェックボックスにチェックが入るようにしました。
• 以下を全て満たす条件で撮影した場合、別売のスピードライト SB-5000 の発光が同調しない現象を修正しました。[カスタムメニュー]> e1[フラッシュ撮影同調速度]を、[1/200 秒(オート FP)]または[1/250 秒(オート FP)]に設定し、シャッタースピードをフラッシュ同調速度よりも高速側に設定する
別売のワイヤレスリモートコントローラー WR-R10 または WR-R11a を装着し、SB-5000 を電波制御アドバンストワイヤレスライティングで接続する
カメラのアクセサリーシューにスピードライトを装着しない
-ニコンWebサイトより
ニコンがNikon Z 9の新ファームを公開しています。新ファームの更新内容は上記のようになっていて、かなり様々な変更が加えられていることがわかります。
注目する変更内容は?
今回の注目すべき新機能としては、やはり20コマ/秒の高速連続撮影時の連写可能時間の延長があげられると思います。条件がありますが、簡単にまとめると以下のようになっているとしています。具体的な条件についてはニコンのWebサイトからご確認ください。
RAW(高効率★)+ BASIC(サイズL):約3秒*
↓
RAW(高効率★)+ BASIC(サイズL):約8秒*
JPEG + JPEG 分割記録(スロット 1:FINE(サイズL)、スロット 2:BASIC(サイズS)):約3秒*
↓
JPEG + JPEG 分割記録(スロット 1:FINE(サイズL)、スロット 2:BASIC(サイズS)):約8秒 *
RAWとJPEGサイズLで約3秒までだったのが約8秒に、またJPEGの分割記録も同様に約3秒から3秒までの延長となっていることがわかります。約3倍の記録時間拡張ということになりますので、すごい性能向上ですね。3秒ではちょっと足りないと思っていた人も8秒ぐらいあれば十分と思うのではないでしょうか。
Nikon Z 9は8k 30pの動画対応なども新ファームで行うとされているため、さらに多くの機能が追加される可能性があるので、ちょっと楽しみになりますね。
そして、今までは完全な状態でカメラを発売するというのが当たり前になっていましたが、今後は新ファームで後日対応ということも多くなってくるのかもしれません。
新ファームで対応ということにすれば、発売時期を早くすることができ、他社をけん制することができますし、時間をかけて調整することで、より高性能にしたり、不具合をなくす可能性が高まると考えられます。
基本的に最近のアプリ、ゲームなどは修正パッチありきの販売になってきていますが、カメラも同じような感じになっていくのかもしれませんね。
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