キヤノンのビデオグラファー用レンズスタイルカメラの特許
キヤノンがレンズスタイルカメラの新しい特許を出願しています。上記の画像はその特許からのイメージ画像です。
この特許に関しては過去にも報じられていて、キヤノンが新しい自撮り用のレンズスタイルカメラを発売しようとしているのか?ということでかなり話題になっていました。具体的には上記の画像をみてもらうとわかるのですが、自撮り棒のようなものに、レンズ交換式カメラの交換レンズを着脱できるようなスタイルになっていることがわかります。
また、そのレンズは左右に首を振ることができるばかりか、上下方向にも動かすことができ、上下だけでなくさらにその裏側の180度までカメラを動かすようなことが可能になっているようです。
画像の40度とかかれている付近に何かしらのプレートのような平らなモノがあることがわかると思います。これは液晶画面になっていて、この液晶画面をみながらレンズを裏返しにして自撮り撮影をしたり、レンズを表側にして片手で撮影できるビデオカメラのようにも利用できるようになっているようですね。
今回の特許はレンズのリリースボタンに関する特許
今回の特許はレンズの取り外しを容易にするための特許となっているようです。レンズの取り外し方向は、マウント面から反時計回りになっています。リリースボタンも同方向だと使いにくいので、レンズのリリースボタンはマウント面からみて時計回り方向に設定することで、レンズの取り外しを簡単にできるという特許のようですね。
さらに特許では以下のロック機構があることがあきらかになっています。
上記の画像をみるとわかりますが、リリースボタンを引くだけでなく、左側に押し込むようなことができるようになっています。これによって意図せずリリースボタンを動かしてしまいレンズが落下することを防止できるような感じになっているようですね。自撮りスタイルのカメラですと、様々な使い方をするので、こういう意図しないレンズの着脱を防止することは重要かもしれません。
いまはカメラで動画を撮影している人も増えています。自撮りや片手で動画を撮影できる機器として、既存のカメラを自撮り棒に取り付けるのは重量の問題やバランスもあって取り扱いが難しいし考えられます。なので、このようなレンズスタイル式のビデオカメラっていうのは案外いいセンいってるかもしれません。もし本当に発売されたら結構面白い商品になると思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
見た目は鬼太郎の目玉おやじみたいですな・・・
このカメラに関連する特許をすべて見ていくとユニバーサルマウントを
目指してるようで RF を始め EF、EF-M すべてのレンズが取り付けられる
ように見受けられます。
また重いレンズを取り付けた時の安全装置の特許も出しています。
この考え方を導入したスチル用ボディが出たら画期的ですね。