本発明の目的は、撮影操作を妨げることなく個人認証を行うことである。個人認証の対象となる物体を撮像する撮像部、個人認証を行う際の基準となる個人認証データを登録するための登録モードを設定する設定部、登録モードを設定する設定部撮影制御部は、撮影部の撮影画角を変えながら認証対象物を連続して撮影する撮影制御部と、撮影部が連続して撮影した各画像に対して個人認証を行うための指標とを備える。認証ポイントを認識する認識ユニット、認識部により認識された認証ポイントの軌跡を示す軌跡データと、軌跡生成部により生成された軌跡データにより生成された個人認証データとを生成する軌跡生成部。として登録するための登録ユニット。【選定図】図1
(記事を一部引用して機械翻訳しています)
ニコンが個人認証付きカメラを計画?
NewCameraがニコンの個人認証に関する特許について報告しています。
記事によれば、ニコンが個人認証付きのカメラの特許について報告していますね。記事の内容から、恐らく日本で出願された特許に関する資料だと思うのですが、該当特許を検索しても残念ながら見つけることができませんでした。
そのため記事の内容からの推測になりますが、どうやら何かしらのアイテムをキーにして画像認識でカメラのロックを解除するようなシステムのようですね。スマホではiPhoneがFaceIDなどで顔認証を実装していますが、それの顔ではなく物質バージョンということが言えそうです。
特許では腕時計を対象にしているようですが、カメラに自分の腕時計をあらかじめ登録しておき、撮影時に自分のしている腕時計をカメラに写すことでカメラのロックが解除されて撮影ができるというような特許ではないかと推測しています(記事からの推測なので正しくないかもしれません)。
確かにこの方法ですと、カメラに何かしらのパスコードを入力する手間がないので便利なのかもしれません。
カメラにも求められるセキュリティ
最近は個人のプライバシーが重視されている世の中ですよね。そのため、スマホでもそうですが、他人に勝手に利用されないように、何かしらのロック機構があるのが普通になっています。昔はパスコードを入力してロックを解除する方式でしたが、最近では指紋認証、顔認証、Bluetoothによる認証など様々な認証方法がスマホ、銀行ATMなどに取り入れられています。
そして一眼レフやミラーレスといったカメラにも、そのセキュリティが求められているようです。例えば、撮影された画像は個人のプライバシーの塊のようなものですので、他人にカメラを使われたくないとか、撮影された画像をみられたくないという気持ちは理解できます。また最近は高価格なカメラが当たり前になっていますので、ロック機構があり他人が簡単に使うことができないということになれば、カメラそのものの盗難も減っていく可能性もありますよね。
ただ、スマホとは異なりカメラはメモリカードに画像を保存することが多いので、いくらカメラをロックしてもメモリカードを抜かれてしまっては撮影した画像の閲覧はできてしまいます。なので、撮影した画像そのものを盗まれないためには、それぞれの画像を暗号化して他人に閲覧できないような仕組みが必要になります。そうすると、いちいち画像を暗号化する必要があり、処理に時間がかかるので連写には不向きかもしれませんが、連写しないタイプの撮影では機能する可能性はありますね。
このように何かしらのカメラのロックをする技術は一定の需要はあるのかな?と思います。ただ、わざわざ何かしらの被写体をロック解除に利用しなくても、例えばレリーズボタンに指紋認証センサーを搭載するとか、親指AFのあたりに指紋認証センサーを搭載すればいいのかな?という感じもしますね。わざわざカメラのレンズの手前にロック解除に必要な被写体をかざすというのは、ちょっと面倒に思えます。
(記事元)http://thenewcamera.com/nikon-camera-need-personal-authentication-before-shooting-patent/
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