キヤノンも高解像度センサー搭載のフルサイズミラーレスを検討しているようです。
EOS Rの開発の担当者へのインタビュー記事。
インタビューはLマウントアライアンス意外で多くの点に触れた。しかしながら、プロフェッショナルモデルの販売が彼らのスケジュールに含まれているだろうと明らかに理解できるように見えるキヤノンの考えがインタビュー中にあることが一つのポイントだ。・質問 50mm f/1.2と28-70mm f/2といった高品質で高額なレンズを好んでいるようだが、6D Mark IIと5D Mark IVの間のようなミドルレンジのEOS Rに本当に最適なのか?
・答え ご存じの通り、EOS Rはまさに最初の新しい領域のカメラで、私たちはナノUSM技術を採用した24-105mm f/4や手頃な価格の35mm f/1.8マクロのような、明るく、高速なレンズの新しいマウントの可能性を示したいと考えている。この”答え”を解釈すると、キヤノンはRFマウントレンズをすでに高解像度EOS Rモデル用に開発しているということだ。先週、我々はそのようなモデルの噂を入手し、この発言は噂を追認しているように見える。
ボディ内手振れ補正、カードスロットが一つ、クロップ4k動画であることを聞いたときに、このように答えている。
機能的に安定させるというユーザからの要求は理解しているが、EOS Rのポジションを考えて、ボディ内手振れ補正を内蔵しなかった。なぜなら、最優先事項は小型化だったからだ。我々が求めていたコンパクトさは、そのようなシステムと相容れなかった。しかし、もちろん、将来的に、そのことについて答えを出すだろう。これは最初のモデルで、まだ改良の余地がある。メモリについても、それはコンパクトさとEOS Rがカバーするカメラマンの優先度の問題だ。我々はカードスロットが一つで十分だと信じている。そして、動画についても同じ答えになる。我々は対象とした購買層に、我々が提示したモデルで満足してもらえると信じている。
EOS Rはプロ向けというわけではないということのようですね。
ネット上ではカメラについて、様々な意見があります。その中には本当に購入を検討している人もいますし、購入するつもりはない人もいます。様々な人が個別のカメラに意見を記述していますが、一つだけ言えることは、すべての人を満足させるカメラを1機種で作ることはできないということですね。
多機能、堅牢性、高解像度のカメラを作ることは可能だと思いますが、これを実現すると価格という犠牲を払うことになり高価格になり手に入りにくくなります。
カメラにおいては、価格、性能、サイズ(小型化)が密接に関わってきます。例えばレンズがいい例ですが、明るく描写が良いレンズは価格が高くなりサイズも大きくなります。価格を優先すると性能が犠牲になりますし、サイズを優先にすると性能や価格が犠牲になったりします。二つの相反する事例をジレンマといいますが、3つの背反する状態をトリレンマといいます。カメラのトリレンマといえば、絞り、シャッター速度、ISO感度もトリレンマですね。
キヤノンでは、まずはオールラウンドとしてのフルサイズミラーレスを開発したということで、今回のEOS Rのような仕様になったということが言えそうですね。カードスロットの数に関してはよくいわれますが、フルサイズ入門者~ハイアマチュア向けということであれば、1スロットでもいい場面も多いと思いますし、そこは使用者の必要性との兼ね合いになりそうです。
ニコンのZシリーズの場合は少し違っていてXQDカードの1スロットになりますが、こちらはカード自体が堅牢で書き込めなくなる可能性が低いですが、カードそのものの利用環境が一般的ではないので、一般的なユーザにXQDカードを利用したもらう環境がなかなか整っていないということで、問題があるのでは?と考える人も要るようですが、このあたりもジレンマなのかもしれませんね。
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