2019年の12月にキヤノンが新しいカメラをロシア電波認証局に登録したことを報告した。そしていま同じコードネームのカメラがインドネシア電波認証局にあることを発見した。
登録されたカメラはLP-E17ギッテリーを使用しており、LP-E17バッテリーはキヤノンのエントリークラスからミドルクラスのカメラに使用されている。噂によれば、キヤノンはEOS M50 Mark IIを次の3ヶ月~4ヶ月以内に発売されるだろう。2020年の8月~9月までだ。
(記事を一部引用して意訳しています)
EOS Kiss M Mark IIがまもなく発表?
NewCameraがEOS Kiss M Mark IIについて報告しています。画像はEOS Kiss Mです。
記事によれば、EOS Kiss M Mark IIがインドネシアの認証局に登録されたようです。記事ではEOS M50 Mark IIとなっていますが、EOS M50はEOS Kiss Mの海外名ですので、この噂はEOS Kiss M Mark IIに関する噂ということになります。
繰り返しになりますが、カメラはWiFiなど電波を利用する機能が組み込まれているため、各国の法律に則っているか認証を得る必要があります。そのため各国でカメラを登録する必要があり、その内容からどのようなカメラの発売が近いのかということがわかるという具合です。
そして去年の12月にロシアの認証機関に登録されていたようなのですが、同じコードネームのカメラが今度はインドネシアの認証機関に登録されたということがわかったようですね。
発表はこれから数ヶ月以内も不安が?
他社の場合ですと、だいたいインドネシアの認証機関に登録されてから3ヶ月か4ヶ月ぐらいで新製品として発表されることが多いです。そして、発売しないかもしれない製品をわざわざ認証局に登録することはありませんので、登録された製品はほぼ100%の確率で発売されています。
そう考えると噂にあるように今後数が月以内に発表される確率は非常に高いと思いますね。そうして、これは完全に想像ですが予定通りに進んだ場合、年内の発売という可能性も高いと思われます。
ですが、本当にスケジュール通りに発売される可能性は今回ばかりは低いかもしれません。というのも、やはり新型コロナの影響があるからですね。
EOS Kiss Mの製造国は中国となっていますが、現在の中国への渡航情報は以下のようになっています。EOS Kiss Mの製造は日本でした。お詫びして訂正いたします。
【感染症危険レベル】
●中国全土:レベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))
感染症危険情報:全世界に対する感染症危険情報の発出(レベルの引き上げ又は維持)(2020年3月31日発出)●日本人の中国滞在15日間までの査証免除措置については,3月10日から一部が暫定停止され,(1)ビジネス及び(2)親族訪問目的の訪中のみ,一定の条件の下,査証免除が引き続き適用されていたところです。
●本日(3月30日),中国外交部から当館に対し,3月31日正午(中国時間)から,上記(1)・(2)も含め,滞在期間が15日間までの査証免除措置のすべてを暫定停止するとの連絡がありました。ただし,中国渡航が真に必要な者は,日本を含む各国にある中国大使館や総領事館に査証申請を行うことができるとのことです。どのような場合に査証申請を行うことができるかを含め手続きについては,中国大使館や総領事館にお問い合わせ下さい。(日本にある中国大使館・総領事館の連絡先は下記(参考1)のリンクを参照ください)。
まず日本政府からの中国全土への渡航中止勧告が出されています。この状況では日本から中国へ日本人責任者を渡航させるのは無理そうです。中国側ではビザ免除が停止されていますが、仕事で駐在する目的のビザの取得に関してはケースバイケースになっているようですね。恐らく新規の発行はほぼ難しい状況にあるのだろうと思います。
こう考えると現地だけで完結し、さらに現地のコロナの状況が安定していれば生産も可能だと思われますが、日本人技術者が生産に必要な場合にはスケジュール通りに行かない可能性もありそうです。
さらにキヤノンは本社や一部の事業所を1ヶ月間臨時休業していることから、新製品発売の予定は大幅に遅れているはずで、本来の予定通りに発売するのは少し難しい状況かもしれないな?と思っています。どのようになるのかちょっと心配ですね。
(記事元)http://thenewcamera.com/canon-dsc-126821-surfaced-at-indonesian-wireless-certification-agency/
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コメント
コメント一覧 (2件)
最近製造国が変わっていなければEOS Kiss Mは日本製のはずです。
中国からの部品供給が滞らなければ今年の暮には発売されるかもしれませんね。
EOS Kiss Mが良く出来たカメラなのでEOS Kiss M Mark IIがどのくらい進化するか
見物ですね。
Nikon1 V2さん
ご指摘ありがとうございました。自分がみたページでは製造国は中国となっていたので、そのまま信じて記述してしまいました。改めて調べると日本製造ということがわかりましたので、訂正させていただきました。
ご指摘ありがとうございます。今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。