ネット上で表面化した最新の噂によれば、Lumix GH6の複数のプロトタイプ機がテストされており、旧機種と比較して高速なAF性能を示しているようだ。プロトタイプの一つにはTOFシステムが内蔵されているとも言われている。もしすべて順調に進んだ場合、Lumix GH6を2020年8月~9月に見ることになるかもしれない。次のカメラはバッテリー容量が改善され、次世代のボディ内手ぶれ補正があると言われている。
・発表は2020年8月~9月
・新しく/改良された高速なAF
・次世代のボディ内手ぶれ補正
・改良されたバッテリー容量いつも述べているが、話半分で受け取って欲しい。
(記事を一部引用して意訳しています)
パナソニックがLUMIX GH6をまもなく発表?
NewCameraがパナソニックの新製品、LUMIX GH6に関する噂を掲載しています。画像はGH5です。
噂によれば、パナソニックはLUMIX GH6の新製品を今年の8月または9月頃に発表するかもしれないとしています。あと4~5ヶ月後ということになりますから、もうまもなくですね。
現在は複数のプロトタイプ機がテストされている最中のようです。製品には次世代のボディ内手ぶれ補正が搭載されているとされています。パナソニックはレンズ内手ぶれ補正とボディ内手ぶれ補正が協調する仕組みを取り入れていて、かなり先進性があるわけですが、それよりさらに次世代のボディ内手ぶれ補正とはどのようなものなのか興味がありますね。
そして、そのプロトタイプの一つにTOFシステムが搭載され、オートフォーカス速度がかなり向上すると噂されているようです。TOFとはどのようなものでしょうか?
TOFによりさらに高性能に?
パナソニックといえば、コントラストAFを応用した空間認識AFが有名です。空間認識AFは2枚の画像を比較して、被写体のボケ量の違いから被写体の距離を求めて、その結果を踏まえてレンズの焦点を合わせるという画期的な仕組みです。
コントラストAFは高精度なピント合わせが可能ですが、被写体の手前に焦点があっているのか、奥に合っているのかを判別することができず、ピントを合わせる方向がわからないという問題がありました。ですが、2枚の異なる画像を比較すると被写体までの距離がわかるので、どちらの方向にどれだけ動かせばピントが合うのかがわかることになり、それを利用しているわけですね。
ですが、それでもコントラストAFの都合上、動く被写体には弱いと言われていて、それが欠点とされていました。ところが、それを解消するためにTOFシステムが搭載される可能性があるようです。
TOFとはTime Of Flightの略で、例えばカメラから光を発して、被写体から反射して自分のところまで戻ってくるまでの「時間」のことを意味しています。その時間がわかれば光の速度から計算して被写体までの距離がわかるという仕組みです。
こういうのは最近は自動車などに搭載され、自動運転や衝突防止などに利用するセンサーとして開発されていますが、そんなものがカメラに搭載されるとは驚きですね。
発光すると被写体が光ってしまうので、実際にはレーザーを照射して、その跳ね返りを計測しているようですが、これですときっとかなりの低輝度でもAFが可能なシステムが作れるのでしょうね。これが実用化されたらかなり面白そうです。
(記事元)http://thenewcamera.com/panasonic-gh6-coming-with-new-af-sensor-on-aug-sep-2020-rumor/
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