ソニーの高級コンデジが復活?
ソニーから高級コンデジのRX1シリーズが復活するかもしれないという話題があるようです。
最近、静止画用の高級コンパクトデジタルカメラの新製品の発売はあまりありません。ソニーは今もコンデジを発売していますが、それは主に動画向けのZVシリーズで、静止画向けの高級コンパクトの新製品は発売されていない状況です。
これらの状況から、ソニーはもうRXシリーズの後継機種を発売しないのではないかと考えている人も多いようです。その理由としては、そもそもスマホの高機能化がさらに進み高級コンパクトの領域にも浸食してきて需要が落ちてきていること。開発リソースをミラーレスや動画向けに割り振っているのではないかなどといったことが指摘されています。
しかしOMデジタルからはタフネスコンデジのTG-7が発売され、リコーからはGR IIIは販売が好調のように見えます。大きなセンサーの高級コンパクト、タフネスコンデジはまだ一定の需要があるようですが、ソニーはその市場に戻ってくることはあり得るのでしょうか?
ソニーはプロフェッショナルのαシリーズの撮影者にプライベートな調査を実施し、新しいフルサイズコンパクトデジタルカメラのRX1にどのような仕様を求めるのか質問をした。これが必ずしも、このカメラが実際に作られるという証拠ではない。しかし、私は小さい市場があると思う。ライカはQ3を数多く販売している。そして、Q3よりも魅力的なデザインで確実に低価格のRXカメラを作ることには意味があるかもしれない。
ソニーがRX1の可能性を探っているかもしれない、そのような記事をSonyAlphaRumorsが公開しています。
噂によれば、ソニーがαシリーズを利用しているカメラマンに秘密裏に(?)、RX1の仕様についてアンケートを実施したということです。もしこれが本当だとすると、ソニーは今後の高級コンパクトの方針を決めるために様々な調査をしている可能性がありそうです。
もし需要があると見込んだら発売される可能性があると考えると、ちょっと楽しみになりますね。ひょっとしたら静止画向けではなく、動画向けのレンズ固定式フルサイズセンサーというのも考えられるのかもしれません。最近はめっきり静かなRXシリーズですが、久々の新製品の発売はあるのでしょうか。
さらに、ソニーの新製品の発表日について「ソニー 11月8日発表の新カメラはα9 IIIとα7S IVとの分析が進む」にて詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (2件)
レンズ固定のフルサイズコンデジの RX1 が発売されたのが 2012 年秋
レンズ交換式のフルサイズミラーレスの α7 が発売されたのが 2013 年秋
RX1 のようなものを作ろうとしている、というのはレンズ交換式カメラにいきなり載せるにはリスクの高い技術の製品化を試したいということではないでしょうか?
たとえば、Exmor T の 2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー技術のような。
そういえば曲面センサーはどうなったのでしょうか?
レンズ一体型なら曲面センサーに最適化したレンズによって小型化と周辺まで高い光学性能を発揮でき、レンズ一体型ならではの優位性で訴求力も高いと思うのですが。