Nikon Z fの最新の噂
Nikon Z fに関するこれまでの噂はすべてフェイクだったかもしれない、そんな噂が公開されています。どのような内容なのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
新しい4500万画素のフルサイズミラーレスカメラであるNikon Z fが2000ドルで販売されるというのは信じがたい話だ。私は懐疑的だ。
明日、Nikon Z f 4500万画素のフルサイズミラーレスカメラが2000ドルで発表されるという確証はまだない。この噂は信じがたい話に聞こえる。
私が受け取った最新の情報では、2400万画素、デュアルメモリカード、8月後半から9月に発表されるということだ。
通常、確実な情報流出や噂がないことは、近いうちに公式発表がないことを示唆している。
ニコンはまたNikon Z fと同時にZ 6II/Z 7IIのオートフォーカスに関するファームウェアの大型アップデートをリリースすると噂されている。
錯綜するNikon Z f情報
これまで、Nikon Z fの仕様に関する噂がいくつか出てきていました。これまでのNikon Z fの仕様に関する噂をまとめてみます。
■ 第1の噂(一番最初の噂)
- 8月発表(恐らく8月の第一週)
- 4500万画素(?)
- Z 6II/Z 7IIと比較して改良されたオートフォーカス
- いくつかの異なるレンズキットがあり、価格は2000~2500ドル
- キットレンズの一つはZ 40mm f/2 SEとなる
- 本体のみの価格は1999ドル
- デザインやレイアウトの観点でNikon Z fcに非常に似ている
- 上部に絞り表示用の小さな液晶
- シャッター速度ダイヤルのサブレバーに白黒モード用の第三の機能
- Nikon Dfのような小さなグリップがある
- シングルSDメモリーカードスロット
- Z fcと比較してビルド品質が向上
- 完全に関節式の背面液晶
- コードネームはN2137
さらに、別の噂では以下の噂が上記に加え追加されました。ただし、この以下の情報は信頼性に乏しい情報です。
■ 第2の噂(2番目の噂)
- 4770万画素 FXフォーマット裏面照射型センサー
- Nikon Z 7 Mark IIと同じセンサー
- 10コマ/秒の連写、ISO 64-25,600
- AFポイント493点
- 360万ドット有機ELファインダー
- キットモデル
- Nikon Z fボディ
- Nikon Z f 24-70mm f/4レンズキット
- Nikon Z f 40mm SE単焦点レンズキット
- 2023年9月に発売
第1の噂では4500万画素とありますが、そこにははてなマークが付けられており、センサーの画素数はこの時点ではまだよく分かっていないことがわかります。その後、第2の噂がでてきて、Z 7との関連性が追加されます。
このあとに、4500万画素センサーはNikon Z 9/Z 8と同じセンサーという第3の噂まででてきていて、積層型のセンサーが搭載されるという噂まででてきています。
しかし、少なくとも第2の噂と第3の噂よりは情報の精度が高いと思われる、第1の噂と同じサイトの今回の噂(第4の噂)によれば、Nikon Z fは2400万画素でデュアルメモリカードスロットになるとしています。第1と第4の噂は同じサイトの噂です。画素数に関しては第1の噂でははてなマークつきなのでそこはいいとして、メモリスロットに関してはシングルとデュアルで矛盾もありますが、このあたりは後からわかった情報なのでしょう。
となると、ひょっとしたら、第2と第3の噂の4500万画素というセンサーの情報は間違っていたという可能性がでてくることになります。
従っていまのところ以下の可能性があるということになりますね。
- Z 7IIの4500万画素センサー
- Z 8/Z 9の積層型4500万画素センサー
- 2400万画素センサー
そんなわけで、かなりNikon Z fの情報に関しては錯綜している状態であることがわかります。
もし、2400万画素でデュアルメモリカードスロットであるとすると、恐らく中身はNikon Z 6IIそのまんまで、Z 6IIをベースにしたものと考えることが可能です。そして、現在、Nikon Z 6IIはボディ単体で約2000ドルで発売されているため、Nikon Z fが2000ドルであってもおかしくないですし、この場合、ボディ内手ぶれ補正も搭載することが可能になるでしょう。ベースはZ 6IIIでもセンサーはNikon Z 5のものを利用していれば、さらに原価を下げることも可能になりそうです。
Nikon Z 6IIがベースになっているとしたら、価格的にも納得ですし、妥当なようにも思えますね。すべては4500万画素の可能性が示唆されていたことが原因で、画素数をもとに思惑が一人歩きしてしまった感があるような印象です。
そして、早ければ8月2日とまさに記事を書いている日(今日)の発表の予定ですが、それも怪しいかもしれないと記事元の筆者は考えているようです。しかし、最近のニコンのレンズは何の予兆もなくいきなり発表されているので、突然の発表というのもあるかもしれません。
でも、もしフルサイズのレトロスタイルミラーレスを発表するとしたら、少なくともティザーぐらいは出すのではないかと思うのですが、そう考えると直近の発表というのは考えにくいのではないかと考えることもできそうです。
しかし、様々な情報が錯綜していて複雑になってきていますね。どのような仕様になるのでしょうか?
そしてこれまでのNikon Z fに関するこれまでの情報は
- Nikon Zfの人気カラーはボルドーレッド!? 一部カラーはまだ受付中の張替キャンペーン
- 対決!! Nikon Z6III vs Nikon Zf どちらのニコンの中級機を買うべきか
- ニコン Zf、Z7II、Z8、Z9新ファームの遅れは互換性の問題が発生しているからか
- Nikon Z6III vs Nikon Z f どちらが愛好家に最適なフルサイズカメラか?
- Nikon Z 8/Z 9/Z f/Z 7IIの新ファームが登場するとの噂 Imaging Cloud対応か!?
- Nikon Z6IIIでのダイナミックレンジ低下は部分積層センサーではなくEXPEED 7が原因だった!?
- ニコンの多くの製品がショップで在庫がない状況 供給に問題が!?
- Nikon Z fに新ファームV1.20登場 不具合の修正ほか
- Nikon Z fが多くのショップで在庫復活 Z 6IIIの噂も需要に影響か??
- 有名カメラショップ売れ筋ランキング ニコンのカメラが上位を席巻
- マップカメラ売れ筋ランキング Nikon Z fが2位に大差を付け1位返り咲き
- Nikon Z fの供給不足解消の兆し ヨドバシ、ビックなどで在庫復活
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コメント
コメント一覧 (12件)
ここまで誤情報が世界を駆け巡るのも珍しいですね。公式発表間近なら、少しずつ正しい情報が付け加えられていくのですが、全く相反する情報が出てくるのは、各ソースが勝手にでっち上げたものとも言えそうです。
4500万画素という噂が先行し、いざ発表されたら2400万画素だったとしたら、期待以下でガッカリ感や割高感がセールスに影響するため、ニコンから正式情報として2400万画素の情報を意図的に洩らしたとも考えられます。
もし最初の情報の8/2(国内8/3)発表だったとしたら、やはり4500万画素から2400万画素への切り替えが心の中で間に合わないため、ガッカリ感が先行しそうです。
スチール機で2400万画素はやや物足りないという声もありそうですが、場面を選ばず汎用性のある画素数だと思いますのでこれでも良いのではないでしょうか。
カードダブルスロットはZ6Ⅱの筐体がベースになっていればCFeとSDのダブルになりますね。これなら業務で使うことを考えている方、ハイアマの方には朗報なのではないでしょうか?
どちらかといえばZ6Ⅱ/Z7Ⅱのメジャーアップデートの方が非常に気になりますね。
今更感ありますが、ニコンは本当に手厚いですね。エクスピード6のデュアルでどこまでAFが向上するのか興味深いです。
2400万画素センサー搭載機はZ5なのでZ5ベースかもしれませんね。
レンズキットで1999ドルならば違和感はないような気がします。
恐らくシングルスロットでしょう。
トリミングする事もないので2400万画素あれば自分では十分です。
二転三転の大盛り上がり?ですね。
個人的にはZfcのように、この後控えている(と信じたい)Z5IIやZ3と中身を共用したモデルになればいいなと思います。
裏面照射2400万画素センサーかつEXPEED7は共通で搭載し、差別化はデザインとモニター形式、記録メディアで図るのがコスト的にも無難な気がします。
これ、噂サイトの願望・妄想ベース記事で大盛り上がり→実態は全然違うものが出てきてガッカリ、のパターンになりませんかね……?
去年のOM-5がまさにそうで、まるでリトルOM-1が出るような噂がまことしやかに流れ、蓋を開けたら大外れでリトルE-M1IIIが出てきて失望、というのがありました。あの流れの形成にOMDSの非は一切無く、とんだ迷惑だったでしょう。
Zfはあれ以上に、一部からの熱烈な期待が寄せられており、同じ流れだとニコンは何も悪くないのに強烈な失望が広がりそうで心配です。それこそ去年のZ8の噂のように、勝手に出ることにされて勝手にガッカリされた前例もあり……
最近のニコンは情報管理が厳格になって噂が流れにくいようですし、Photographer-Nさんが仰るように24MPの噂を意図的に流した可能性もありそうです。
2400万画素だとすると、外装には興味がないので、個人的には全体的にも興味がなくなりますね。。。しかし、ダブルスロットは不思議で、グリップがないのでバッテリー横置きへの変更の必要性から、下部取り出しでのバッテリー&メモリの配置で、個人的にはワンスロットになるものだと思っていますが。ただし絶対他が不可能でもないでしょうから、最終的には新情報を待つしかないのでしょう。
SAR等に比較してNRを現段階で信用していますが、今回はやはり2000ドルということに引っ掛かっているのでしょうかね(新情報があった、ということもあるのでしょうが)。Z8の時は3600ドル噂が出たのに対して5000ドルだとして、Z7Ⅱ(当時2600ドル?)より1000ドル追加でミニZ9が手に入るとは思わないとNRは言っていたようですが、現在Z7Ⅱの3000ドル+1000ドル=4000ドルで手に入りますけどね。個人的にはZ5の1300ドル+700ドルでもいいんじゃないですかと、ちょっと気楽すぎかもですが。ですがとにかく、新情報待ちしか手がないのは事実です。
確かにティザーは今回どうなるんでしょう?
もし、本日発表であれば、
某サイトに、2chに移った軒下某氏のリークが
前日に載るはずなので、
それがなかったということは、本日の発表はないと思います。
2400万画素については気持ちの切り替えができました(笑) 一方、デュアルスロットという点で、Expeed7の可能性も出てきました。つまり、Z6IIIの先取りです。ただし、動画機能はZ6IIIよりも少し抑えたもの。30万円なら納得できます。
万一、これがZ5の外側を変えただけのものなら買わないし、Z5が15万円なので、外装でプラス15万円なんてあり得ません。
Dfのような、一世代前のパーツの寄せ集めではなく、最先端のテクノロジーでないと、ソッポを向かれるような気がします。
既にタイ工場では、数万台が作られてストックされているのだと思いますが。
取り敢えず、明日13時の発表があるかどうかですね。
ニコンダイレクトのページにZfが一瞬記載されました!
いよいよ明日発表でしょうか。
一眼レフでもミラーレスでもない一体何物?
Twitterで調べたらフライング掲載あったっぽいですね。デジイチ、ミラーレス、コンデジの下にZ fですか……
前面にZマウントミラーレス、背面にFマウント一眼レフを搭載した真のハイブリッドデジタルミラーレス一眼レフカメラ、なら間違いなく独立ジャンルですね……w
ZfcⅡ、Ⅲと続く? スポット程度なら外観にコストをかけて、よく言ってZ6程度かと思ったりします。
積層とまで噂されてハードルが上がりすぎたので下げるために流した噂のような気配もあります。
日程についても現行のキャッシュバックキャンペーンが8/21まであるのでその後になる可能性もありますね。少なくとも発売はその後でしょう。