X-H2に関する噂
富士フイルムがX-H2と、X-H2Sという2種類のカメラを発売するという噂がでてきています。アイキャッチ画像はX-H1です。
これまで、ほとんど同仕様のカメラで、X-H2は高解像度バージョン、X-H2Sは低解像度バージョンになると見られていましたが、どうやらセンサー的にはかなり異なるセンサーが利用されている製品になることが示唆されています。
4000万画素のX-H2は、2600万画素のX-H2Sよりも低価格になる
X-H2SとX-H2に関する大きな問題の一つは、その価格がいくらになるのか?ということだ。
私たちの情報によれば
・4000万画素のX-H2の価格は2500ドル未満になることを確認した
FujiRumors
・2600万画素のX-H2Sの価格はX-H2よりも高価格になると100%言うことができる
この噂が正しければですが、画素数が多いX-H2のほうが、画素数の低いX-H2Sよりも高価格になるだろうとしています。通常は画素数が多いカメラのほうが価格も高くなる傾向なのに、これはどういうことなのでしょうか?そして、これは個人的な印象ですが、X-H2という名称のほうがH2シリーズの本命で、X-H2Sというのはセカンドラインというか、派生モデルという印象を持っていたのですが、X-H2Sのほうが価格が高くなるというのには驚きです。
X-H2Sは高速読み出し可能なセンサーという噂
これとは別に、X-H2には積層型のイメージセンサーが採用されないという噂もでてきています。
高解像度の4000万画素X-H2には、積層型のセンサーが採用されていないという噂をシェアした。
(中略)
富士フイルムX-H2には4000万画素の積層型でないセンサーが搭載されていないというのが、私の最終的な確認済みの返答になる。私はこれについて100%正しいと確信している。
FujiRumors
というわけで、これらの二つから解釈すると、以下のようにまとめることができます。
・X-H2S 解像度が低いが積層型センサーで読み出し速度が高速 そして価格が高い
・X-H2 解像度は高いが積層型センサーではなく読み出し速度が遅い そして価格は安い
ということになるらしいです。というわけで、積層型センサーのほうが現在では価格が高いので、解像度が高いけれども積層型センサーを採用していないX-H2は、X-H2Sよりも価格が安くなる可能性があるということを示唆しているということになりますね。
それでも価格の逆転現象については、ちょっと驚きという感じです。実際には、X-H2という名称を共有しながら、操作系を含めて別の趣向のカメラとして発売される可能性もあるのかなと思います。5月31日の発表が楽しみになってきましたね。
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コメント
コメント一覧 (5件)
X-H2Sはα9、X-H2はα7R IIIみたいな感じで、積層型センサー機のほうが上の存在で高価になるというのは頷けるような気がします。
しかしそうなると8k動画が撮れるというH2のセンサーは読み出し速度が速くはなさそうなのでローリングシャッター歪みが心配になりますね。
あくまでも8kが撮れるというのはオマケのような感じなのでしょうか。
超高速連写や6k動画やブラックアウトフリー?などを期待するならH2Sをということになりそうですね。
悩ましいのが40コマ(クロップなら60コマ?)に耐えうる、お手頃で優秀な望遠レンズが富士には無いのですよね。
200mm F2か今度発売される150-600mmだけでは、高速連写目的なら他社を選択したくなります。
4000万画素の方が8K動画も搭載され全部入りのα1やZ9のようなフラグシップ機かと思い、動画は撮らないのでH2sを予約するつもりでしたが、4000万画素機が積層センサーでないということはどういうことになるのでしょうか。sが付くのがフラグシップなの?
Xサミットまで謎ですね。
積層型センサーが高額なのは想像が付きますが、スピード重視のボディが 2500ドル を越えるようだと X マウントの望遠レンズの種類が少なく高額なことを合わせて考えても OM-1 や EOS R7 と比べて価格競争力で負けてしまう気がしますね。
ボディを共通化せず Z9 のようにメカシャッターレスを目指すのが正解だったのでは。
4000万画素の方はおそらく次の X-Pro4 などにも使われるのだと思いますが、こっちは最近の高画素対応レンズでないと真価が発揮できないのでしょうし、全方位で攻勢をかける富士フイルムの意気込みは素晴らしいものの、ユーザーが付いてくるのか心配になりますね。
高画素でも積層型にしなければコストは安いのでしょうね。
積層型採用でのコストアップや S/N 比の悪化など後処理に掛かる
費用のほうが大きいのかもしれません。