EOS R6 DxOMarkスコア公開 技術向上もクラスをリードするほどではない

キヤノンが選択した2000万画素というセンサーは、ミドルクラスのカテゴリーにおいて、ライバルとなる2400万画素センサーとやや不釣り合いのようだが、空間分解能にそれほどの違いはないし、むしろ高速読み出しやノイズレベルの管理に役立つ。

いずれにせよ、裏面照射技術が利用されているソニーのα9とα7、Nikon Z 6、パナソニックのLumix SC-S1は、センサー技術においてリードし続けており、確かに3000万画素以下のセンサーではランキング上位を占めている。

DxOMarkスコアを利用してセンサー性能を比較するときには、5点の変化は1/3段分の感度差の違いがあることに注意することが重要だ。だから、EOS R6とα7 IIIの間には感度においてちょうど1/3段以上の改善があることになる。

EOS R6の全体的なセンサー性能はEOS RやEOS 5D Mark IVに搭載されている3000万画素センサーに匹敵している。いまだクラスをリードするものではないが、キヤノンのセンサー技術向上によって、ダイナミックレンジ、ノイズレベル、色の正確性の面でしっかりとした進歩が見られる。

(記事を一部引用しています)

EOS R6のDxOMark値公開

DxOMarkがEOS R6のDxOMark値を公開しています。画像クリックで拡大します。

DxOMarkの発表によれば、EOS R6は全体スコアで90スコアを獲得し、中判センサーを含むすべてのセンサーで31位、フルサイズセンサーで29位、キヤノンで3位となったようです。

DxOMarkというのは、カメラのセンサー性能や、レンズ性能を数値で比較するためにベンチマークを行っているサイトで、カメラ業界ではそれなりに権威のあるサイトです。より多くのカメラやレンズの比較がされているので、それぞれの性能の比較にはかなり便利に利用することができます。

そしてキヤノンが満を持して本気のフルサイズミラーレスであるEOS R5とEOS R6を発売したということで、DxOMarkスコアがどの程度になるのかテスト結果を待ち望んでいた人も多いと思いますね。

というわけで、結果は上記に記述した内容や、引用した画像の通りになったわけですが、このランキングをどう捉えるかは人によって異なるのだろうと思います。

フルサイズセンサーの中で31位、キヤノンで3位ということですので、キヤノンのカメラの中ではかなり上位にランクインしていると言えますが、それでも他社と比較するとまだまだDxOMarkスコア的には追いついていないという評価もできるでしょうし、記事にもあるように全体スコアで5点の違いが1/3段ぶんほどの違いしかないのであれば、大した差はないので別に問題ないじゃんという人もいると思います。このあたりは、それぞれの立ち位置などによって判断がわかれるところだと思いますね。

また、DxOMarkは解像度が多いとそれだけ良いスコアになる傾向があるので、高解像度機とはそもそも比較になりません。上記で引用した画像は、2000万画素付近のカメラのスコアを抽出したもので、そのなかでベスト10には入っているので、十分上位にランクインしていると言えると思います。

個人的には、もうこのレベルになるとハイレベルすぎて、その差ぐらいどうでもいいんじゃないのかな?という感じで、スペックではなくて撮影していて楽しいカメラを選択すればいいじゃないと思っています。

デュアルピクセルAFが画質の足かせに?

キヤノンはイメージセンサーを自社で内製していて、裏面照射型ではないセンサーだと言われています。なので、引用した記事にもあるように裏面照射型センサーは上位にランクインしているため、このクラスのイメージセンサーをリードしているとしています。

確かに裏面照射型ではないので、それが画質に影響を及ぼしている可能性もあるわけですが、ネット界隈ではデュアルピクセルCMOS AFが画質の足かせになっているのではないか?と考えている人もいるようです。

まず、デュアルピクセルCMOS AFは、それぞれの1画素を半分にして、それぞれ別の画素として扱うことで、位相差センサーがわりに利用する技術です。なので全画素を位相差センサーとして利用できるという画期的な技術なわけです。ですが、全画素を半分に分割するということは、少なくとも電気的には分離されている必要があるため、半導体のプロセスルール分の隙間を設定する必要があるはずです。そうすると、そのぶん受光面積が目減りすることになるため画質に不利になるのでは?と想像している人もいるようです。

またRAWがどのように生成されているかはわかりませんが、デュアルピクセルCMOS AFは1画素が、それぞれ半分に分割されているので、見かけ上、画素数が2倍になっていると考えることもできます。例えば、5000万画素だったら1億画素になっているので、画素を合成したり画像を生成するのに時間がかかり、イメージプロセッサへの負荷が高く、よりよい画質を生成できないのでは?と見ている人もいるようです。このあたりはあくまで憶測ですが、そういう考え方もあるのかと納得するようなものも多いですね。

ですが、実際には上記のように少しずつですが進化していて、α7ノーマルと同等ぐらいの性能になっているわけで、事実上、もうそれで十分ぐらいに高い性能ということが言えるのかなと思います。

(記事元)https://www.dxomark.com/canon-eos-r6-sensor-review-enthusiast-mirrorless/

お知らせツイートしています

新着記事のお知らせツイートをしています。フォローしていただけると嬉しいです。
(Twitterページ)https://twitter.com/Nikon1Blog

「EOS R6 DxOMarkスコア公開 技術向上もクラスをリードするほどではない」への3件のフィードバック

  1. デュアルピクセルAFがダメダメだと言いたいのわかりましたが、妄想レベルで根拠がありませんね。

  2. だいぶよくなってきてはいますがキヤノンにはもっと頑張ってもらいたいですね。
    このままソニーセンサー一強ではつまらないので。

コメントする

※名前の入力は必須です
※メールアドレス・ウェブサイト欄の入力は任意です。
※メールアドレスが公開されることはありません。
※アンチスパム機能により投稿内容が反映されない場合があります。
※投稿がすぐに反映されない場合があります。

Scroll to Top