Nikon Z 5レビュー 市場で最高の静止画向けカメラ

■ 良いところ

・素晴らしい解像度とダイナミックレンジ。非常に優れた高ISOでのパフォーマンス
・ステキなJPEG色
・とても優れた製造品質と防塵防滴性能
・優れた持ちやすいデザイン、応答性能の高いコントロールとタッチ式背面液晶
・AFジョイスティック
・効果的な5軸ボディ内手振れ補正
・大きなEVF、同一クラスと比較して高解像度
・素晴らしいAFポイントのカバー範囲
・良い被写体追尾性能
・信頼性の高い顔/瞳認識
・連写時の100コマと多いバッファ
・まともな品質の1080 60p動画
・デュアルSDメモリカードスロット
・簡単に使えるWiFiとBluetooth接続
・USB充電
・マイク端子とヘッドフォン端子
・FTZアダプタを利用しての多くのFマウントレンズとの互換製

■ 悪いところ

・裏面照射型センサーの仲間のカメラよりも、高ISOの暗部でわずかにノイズが目立つ
・4.5コマ/秒の連写は一部の人にとっては遅いかもしれない
・4kビデオの1.7倍というクロップファクターは画質を低下させ、広角の撮影を難しくさせる
・4k動画と電子シャッターでの静止画撮影でローリングシャッター歪みが目立つ
・標準のJPEGのノイズリダクションは少しアグレッシブ
・内蔵フラッシュがない

■ 結論

Nikon Z 5は間違いなく、静止画向けのカメラとして市場で最も購入する価値のあるカメラだ。2400万画素センサーの画質は、クラスをリードするカメラからほんの少し遅れをとっているが、ほとんどのデザイン、製造品質、持ちやすいデザインはハイエンドのZカメラから取り入れられたものだ。オートフォーカスの性能は手堅く、信頼性がある顔と瞳認識は家族や友人を撮影するのに素晴らしい選択となる。ビデオ性能はZ 5の優れていない領域の一つだ。4kはとてもクロップされる。しかし、手持ち撮影でもボディ内手振れ補正による追加の利点により、立派なFull HDの録画を提供している。

(記事を一部引用して意訳しています)

Nikon Z 5レビュー

DpreviewがNikon Z 5のレビュー記事を掲載しています。全文はかなり長いですので、詳細は記事元リンクからご覧ください。

記事によれば、Nikon Z 5は優れた廉価なフルサイズミラーレスとして評価されているようですね。全体的には静止画撮影用のカメラとしては非常にバランスのいいカメラだとしています。画質も良好ですが、高ISOの暗所部のノイズに関しては、裏面照射型のセンサーよりも若干悪いものになっているという指摘があります。ですが、低ISOで通常に撮影するぶんには問題がなさそうですので、特に特殊な状況でなければ、問題となることはなさそうです。

デザインについてはZ 6/Z 7と見分けがつかないぐらいだとして、廉価な価格ながらハイエンドカメラのデザインを採用していて、防塵防滴性能も高いので、そのあたりは手放しで褒めているという感じですね。

そしてAFの性能も高く、被写体の認識や追尾性能に関しても素晴らしいとしています。

問題なのは動画性能

ただビデオ撮影としては、かなり問題があるとしています。例えば、4kはクロップされてしまい、全画素読み出しのダウンサンプリング(オーバーサンプリング)に対応していないことについては、かなり問題視されていますね。

4kというと、画素数的には概ね800万画素になります。Z 5は2400万画素ですので、2400万画素のセンサーから800万画素を作るためには、いくつかの方法があります。やり方はいくつかありますが、わかり安い例としては、例えば2400万画素の全画素で読み出した動画をダウンサンプリングして800万画素まで落とし込む方法があります。そして、もう一つの方法としては2400万画素のセンサーの中央の800万画素だけを利用して4k動画を作成する方法です。

全画素読み出しで800万画素に落とし込んだほうが画質が良いとされ、一般的にはこちらのほうが好まれます。センサーの一部分を利用して4k動画を撮影すると、フルサイズセンサーとAPS-Cセンサーの関係のように、クロップされてしまうので、望遠側は有利になるのですが、広角側の撮影が難しくなるというデメリットがでてきてしまいます。

そんなわけで動画撮影ではZ 5は不向きということですが、フルハイビジョンの撮影はクロップ無しで可能なようですので、高解像度を求めないのであれば、これでも十分だと思いますね。例えば、Webカメラとして利用したりYoutubeなどに掲載するようなぶんではハイビジョンでも十分だと思われます。

そんな評価のZ 5ですが、お散歩がてらに持ち歩くスナップ用のカメラとしては、廉価ですし、Z 5/Z 7と同等の性能もあり、使い勝手が良いカメラかもしれませんね。

(記事元)https://www.dpreview.com/reviews/nikon-z5-review/7

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「Nikon Z 5レビュー 市場で最高の静止画向けカメラ」への11件のフィードバック

  1. やはり、Z5の売上が芳しくないのは動画性能のせいでしょうか?
    スチルしか撮影しない客を相手にするならばもう少し安くするしかないでしょうね。

    時代は同じ値段だったら動画も含めて高性能の機器を選ぶのは当然のことです。

  2. 8軸手ブレ補正 8K30Pみたいなユーザーを振り向かせる機能が無ければ、基本的な性能はしっかりしてても売れないって事ですね。
    ソニーに比べ遅れて参入したので
    8K30Pは無理して載せた感はあるけど、やはり欲しいと思わせるにはその位必要だと思う。いくらディーザー広告を出しても正常進化だけでは
    Z6ⅡZ7Ⅱは売れないと言う事

  3. スチルカメラとしてはソツがない良いカメラだと感じます。
    手頃なボディに、ミラーレスネイティブでも手頃なレンズが拡大してくれると良いですね。

  4. 今の時代、静止画向けなら最低でも7コマ/秒くらいの連写性能がないとダメだと思います。
    あといくらZ5がエントリー向けで安価でもZレンズが高価なものだらけで、ニコンは早急に安価なZレンズ群も用意するべきです。
    それが困難ならタムロンやシグマにZマウント情報を開示してレンズを出してもらうべきです。
    Fマウントレンズを使って静止画目的ならFマウントボディを使いますし、今の状況だとわざわざZ5を買う理由は少ないんですよね。

  5. 好意的な表現をすれば『ソツなく纏めた』とも言えますが、率直に言えば『凡庸』の一言に尽きますね。
    デザイン的にもスペック的にも、他社ユーザーに刺さるポイントは皆無。

    近々リリースされるであろうZ6Ⅱ・Z7Ⅱも、2強に大きく水を開けられたままのようだし、レンズはラインナップが貧弱なうえに高いモノばかり。
    これでシェアの巻き返しが可能だと本気で思っているんなら、Nikonはとんでもなくオメデタイ人たちの集団ってコトになりますね。

    1. 高額レンズはもう少し高そうな見た目に変えた方がいいと思いました。

    2. Sラインレンズはもっと高級感が欲しいですよね。
      今のままだと正直所有欲が全然満たされなくてつまらなく感じます。
      Fマウントレンズの金の装飾は見るからにハイグレードだとわかるので好きだったのですが不評だったのでしょうか?
      別にゴテゴテギラギラ下品にしてほしいわけではなく、SラインバッジをFマウントレンズのナノクリバッジのような高級感ある存在感を出すだけでも違ってくると思うんですよね。

  6. Z5が市場で最高のスチル向けカメラって何の冗談でしょう(苦笑)
    もっといいカメラいくらでもありますがな。

  7. 一眼レフからの移行にあたってZのネックとなるのがバッテリの撮影限界ですね
    ISPの性能を上げたりプロセッサ自体を増設して処理量増やすのも大事ですが
    バッテリ消耗まで加速すると交換用の予備でFマウント機と比較しての重量アドバンテージが失われます。

    節制の結果が連写のコマ/秒へダイレクトに跳ね返って来ている感は否めませんが
    Z5でようやく…漸く外部給電撮影に対応してくれたのは朗報です。

  8. ロンサム・カーボーイ

    25年も前になりますが、NYに留学して研究活動をしていました。当時ニコンの一眼レフを使っていたらLabのメンバーから良いカメラ持ってるなって良く言われた物です。海外では写真を撮るのは特別なことで、皆さん写真館にいくひとも多かったように記憶しています。まあ、昔の話ですけれど。

    カメラの性能比較で熱くなるのは世界レベルで見れば日本はかなり特殊な部類に入るんじゃ無いでしょうか?そう考えると、この海外レビューも頷けます。現状、スチル中心ならZ5のCPはかなり高いと思います。何にせよファインダーが素晴らしい。

    ただ、多くの人が危惧しているように、ニコン的な発想はやや時代遅れになりつつあるように思います。ここは競合他社にも見劣りしないようなスペック(もしくはその上を行くもの)を捻り出さないと、より厳しい状況になるのではないかと心配しています。

    キヤノンがR、RPから驚きの性能向上を見せSONYとの差を埋めつつある中で、次回の発表はニコンの今後を占う上で重要なものになるでしょう。

    加えて、レンズの規格をクローズにしたことのユーザーに対する責任として、安価なレンズを自社で開発する責をニコンは背負っていると思いますね。

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