EOS R50レビュー
キヤノンのEOS R50のレビュー記事が公開されています。どのような評価となっているのでしょうか?
それではレビューをみてみましょう。
キヤノンは、使いやすく性能が良いエントリークラスのカメラを作る長い歴史があり、EOS R50もその伝統に忠実だ。小さくて軽いのに手に馴染み、物理的なコントロール類が少ないものの、優れたタッチ式背面液晶が、これを補っている。また、カメラから直接、一貫して魅力的なjpegファイルを提供している。EFマウントレンズが適合し、相性がいいことも既存のキヤノンの一眼レフユーザにとっては大きな魅力だ。
競合他社と比較して、間違いなく最も強力なセールスポイントは、優れた被写体認識AFだ。これがどのように機能するのかを理解すると、人間、動物、または車両の撮影がはるかに簡単になる。キヤノンの被写体認識AFは、信頼性と使いやすさを両立させており、この価格帯でこれほど優れたAFをみることができるのは本当に印象的だ。
ただし、一つ深刻な問題がある。キヤノンのネイティブなAPS-C RF-Sレンズは非常にがっかりするもので、私はRF-S 18-45mm F4.5-6.3 STMズームを誰に見せたくない。現在、唯一信頼できる代替製品はRF-S 18-150mm F3.5-6.3 IS STMだが、カメラのボディの価格の約70%になる。そのレンズを購入するつもりなら、EOS R10と一緒にキットで手に入れるほうが理にかなっている。風景、建築物、またはVlog撮影用の広角ズームはまったくない。
このことによって、EOS R50は同クラスで最も優れたカメラの一つでありながら、利用可能なRF-Sレンズが不足していることで完全に足を引っ張られているという奇妙な立場に置かれている。すでにEF-Sレンズを所有している場合や、キットズームで満足することが確実な場合には、購入する価値があるかもしれない。しかし、視野を広げたいと願う写真家は他を探すべきだ。恐らく最も明らかな選択肢はX-T30 IIだろう。
EOS R50のレビュー記事が掲載されています。レビューでは豊富な作例や、より詳細なレビューがありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
レビューではEOS R50はよくできたカメラであるが、残念ながらレンズの種類が少ないということのようですね。ボタン類も少ないとしていますが、小さいカメラなのでコントロール類が最低限になってしまうので、仕方がない側面があると思います。また、R50を購入する人はよくて絞り優先でf値を自分で設定したり、露出補正を変更して撮影するだけという人も多いと思いますので、そういう人には必要十分なコントロール類になっているだろうと思います。
しかし、ニコンも同様ですが、やはりAPS-C用のレンズが少ないことや、性能が悪いレンズもあることは問題になると思いますね。特に広角ズーム、換算で85mmぐらいまでの一連の単焦点レンズもほしいところではないのかなと思いますね。
個人的には機能だけで考えればAPS-Cのエントリークラスのカメラとしては最も高い性能を持っているカメラの1台だと思いますので、レンズが揃っていたら購入してもいいかなと思うほどですね。
さらに気になるキヤノンの新製品「PowerShot V10レビュー “斬新なデザインで使いやすいが制限もいくつかある”」のレビュー記事を紹介します
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- シグマ24mm f/1.4 DG DN ARTはf/2.8まで絞ると素晴らしくシャープになる
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- タムロン “タムキュー” 90mm F/2.8 Di III MACRO正式発表
- タムロン Zマウント用50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDを正式発表 21万4500円
- タムロン 28-300mm F4-7.1 Di III VC VXDは開放f値が暗いのが唯一の懸念
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コメント
コメント一覧 (5件)
その通りですね。
RF-Sレンズのやる気のなさにはガッカリです。
暗いレンズばかりですし最低でもラインナップに広角ズームは必要です。
キヤノンはレンズを充実させるという噂がありますが年末にかけて何か出すのでしょうか?
シグマのDC DN (18-50/2.8, 16/1.4, 23/1.4, 30/1.4, 56/1.4) レンズやタムロンのDi III-A (11-20/2.8, 17-70/2.8, 18-300/3.5-6.3) レンズが出たら大分魅力的になるのですが。
このレビュアーさんはフルサイズ用レンズを見ていないのかな?
現状で10万以下のレンズを見れば16mm単焦点から400mmズーム迄
揃うので何も問題は無いと思うのだが発売当初のイメージがぬぐいきれない
ようですね。
現状、広角ズームがありませんのでEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMのRFーs版が
発売されればそれで揃いますね。
EF-sも少なかったですが問題ありませんでした。
多少シグマとタムロンが高倍率ズームで埋めていた部分もありますが。
購入予定はありませんがキヤノンのミラーレスを自分で購入するなら
本機ではなくEOS R10ですね。
メカニカルシャッターは欲しいです。
仲人さんとCanonX50さんでご意見が真逆ですが、私はCanonX50さんと概ね同じ考えです。
16・28・50はAPS-C用と変わらないサイズ感、24・35はそれよりやや大きめながら実用的なサイズだと思います。85はAPS-C用としては大きいと感じますが。
それこそ換算80mmとしては50/1.8が最適でしょう。ここにわざわざAPS-C用を出す理由はほぼ無いといえます。
16と28についてはF2.8と1段暗く、Z24/1.7のようなレンズを出す余地はありますが……まぁ、出ないと考えた方がいいと思いますよ。
何しろキヤノンAPS-C用レンズでF2以下なのってEF-M22/2とEF-M32/1.4の2本だけなんですから。気の迷いだった、と言ってしまってもおかしくない本数でしょう。
ただ、広角ズームだけは流石に早く出すべきですね。EF-M11-22の流用でいいでしょう、評判も良かったと思いますし。
標準〜望遠域はフルサイズ用のレンズでカバーできますから、広角域の並と上レンズ、viog用にパワーズームなんかがあればそれで十分かと思います。せっかくマウントが統一されているのですから、APS-C用レンズを充実される必要はないでしょう。
価格帯もフルサイズ用の標準域に関しては選べる余地があるので問題ないです。
R50に関連するなら、あまりレンズがどうのこうのもなあとも思いますが、R7とR10があるので、どうにかしてほしい感ありますね(R50でも、18-45は特にひどいと思いますが)。ですがすでに、あまり期待せずの感も。なおニコンにはZ70を出すときには、15-60mm F2.8-4 ぐらいがほしいです。超広角ズーム、24mm F1.7 も出したし、望遠ズームも50-250だしで、明るめ15-60辺りがあればもしかして打ち止め可能? 個人的にはソニーに70-350があるので、同じぐらいの大きさで、APS-C専用80-400mm F5-7.1(350/6.3≒400/7.1)を妄想したいところです。