富士フイルムがX-H2を正式発表
期待されていた富士フイルムXシリーズのフラッグシップモデルとなるX-H2がいよいよ正式発表しました。仕様の詳しい内容などについては、富士フイルムのサイトをご覧ください。またはニュースリリースは、こちらとこちらになります。
詳細は他のサイトでも詳しいと思いますので、当サイトでは目立つトピックのみ取り上げて内容をみてみたいと思います。
見どころ1 APS-Cミラーレスで初の8k 30p対応
富士フイルムによれば、X-H2には4020万画素のAPS-Cセンサーを搭載しており、8k 30pの動画が撮影できるとしています。また、これはAPS-Cミラーレスで初ということです。海外のサイトでは、この4020万画素という画素数そのものがAPS-Cミラーレスで過去に発売されていない世界最高画素数のセンサーであるとしているところもあります(富士フイルムの公式サイトに画素数が世界最高という表記は見当たりません)。
見どころ2 1/180000秒のシャッター速度
次の見どころはシャッター速度です。富士フイルムによれば、1/180000秒というシャッター速度は静止画と動画が撮影可能なミラーレスカメラで、最速となるとしています。Nikon 1でも結構なシャッター速度だったので炎天下でも絞り開放で撮影できましたが、X-H2ではさらに明るい場所でも絞り開放などで撮影したり、動く被写体の撮影にも対応できそうです。
見どころ3 約160分の8k 30p動画
8k 30p対応もですが、その連続録画時間の約160分(25℃環境でのコールドスタート時。自動電源OFF温度”高”、H.265 4:2:0、ビットレート200Mbps設定時)という時間にも驚きです。これにオプションのクーリングファンを取り付ければさらに安定して撮影ができそうで、動画撮影目的の人も選択肢に入ってくるのではないかと思いますね。
見どころ4 X-H2Sより風景やポートレートに強いAF
富士フイルムによれば、X-H2はより高周波被写体へのAF-S合焦性能が向上したとしています。
こうしてみるとX-H2Sは動く被写体に強く、X-H2は風景などに強いAFと違いがあることがわかります。X-H2では画素数が増え、像面位相差センサーの数も増えていること、X-H2Sは積層型のセンサーを採用していることでこのような違いになっているようです。
見どころ5 最高性能を発揮するには対応レンズが必要
APS-Cセンサーで4000万画素を超えたので、フルの性能を発揮するには対応レンズが必要になるそうです。
古い光学設計のレンズですと4000万画素の実力を発揮するためには不十分ということなのでしょうね。
というわけで軽く気になった部分をみてみましたが、この他にも様々な機能があり、魅力的なカメラとなっていると思います。皆さんはどのあたりの機能が気になりましたか?
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コメント
コメント一覧 (1件)
個人的にはデジタルズームが便利かと感じます。PanasonicのEXズームと同じでトリミングズームかと思いますが、フルサイズ高画素機であればAPS-Cサイズ(ニコンならDX)に切り替えて実質ズームで使うことがよくあります。後でトリミング作業が省けるのでスポーツや野鳥撮影等で使いますが、APS-C機でも4000万画素あれば、トリミングして2000万画素程度でも十分で画質が落ちないのは安心です。