DPREVIEWのPRODUCT OF THE YEARにNikon Z 9が選出
・Nikon Z 9はプロカメラマンが求める機能をすべて盛り込んでいる
・ブラックアウトフリーなので「最も一眼レフに似ているカメラ」と評価した
・大きさは一眼レフに似ているが、機能や性能はNikon D5、Nikon D6を凌駕している
・3Dトラッキングは、全エリアをカバーし高度な被写体認識を実現している
・RAWで連写最大20コマ/秒とα1やEOS R3に引けを取っていない
・動画性能もこれほどの性能だとは思わなかった
・ニコンはNikon Z 9でシェア争いに復帰する能力があることを示した
DPREVIEWのプロダクト・オブ・ザ・イヤーにNikon Z 9が選出されました。DPREVIEWは世界で最も有名なカメラ関連の記事を掲載するサイトの一つで、知名度が高いサイトです。そのサイトでの賞ということで、意味があることではないのかなと思います。
選出理由をみると、かなり評価が高く、特にブラックアウトフリーのEVFと、AF性能が高評価の理由となっているようです。そして一眼レフのフラッグシップモデルであるNikon D5やNikon D6の性能を凌駕している製品だとしています。
Nikon Z 9がどのようにしてブラックアウトフリーを実現しているのかは、以下の記事をご覧ください。
さらに動画性能もこれほど素晴らしいとは思っていなかったようで、4k 30pでの2時間以上の録画が可能なことは裏付けされていて、とてもパワフルだとしていますね。
実はソニーのα1は、同アワードのベストハイエンドカメラ賞を受賞しています。最優秀製品賞にα1もノミネートされていましたが、ハイエンドではα1が最優秀製品賞はZ 9が受賞ということで分かれたことになりますね。
その差はサイズと重さで、ベストハイエンドカメラを受賞するのを妨げた理由はサイズとカメラの重量だったとしています。つまり製品として優れているだけではだめで、持ち運びなどの取り扱いのしやすさを考えるとハイエンド製品のベストはα1で、撮影することだけを考えればZ 9のほうがよいという判断なのかもしれません。
フラッグシップモデルにも期待
とはいえ、お金を出せばいい製品が購入できるというのは、まあ当たり前なわけで、高性能なカメラが廉価で購入できるようになればいいなとは誰もが思っていると思います。
実際の売れ筋もNikon Z 6やEOS R6、α7 IIIあたりなわけですので、このあたりで最新の性能が乗ってくると購買意欲がわくと思うのですが、なかなかハイエンドモデルの機能が普及価格帯の製品に搭載されるまでには時間がかかるのだと思いますね。まして、APS-Cレベルまで搭載されるようになるには、もっと時間がかかると思います。
ですがニコンの場合はNikon Z 6/Z 9クラスの製品の性能向上はまったなしと思いますので、できるだけ早い新製品の発売を期待したいところですね。
[template id=”4241″]
コメント
コメント一覧 (3件)
『ブラックアウトフリーなので「最も一眼レフに似ているカメラ」と評価した』っておかしくないですか?
一眼レフこそブラックアウトする構造のカメラなわけで「最も一眼レフに似ているカメラ」だったらダメでしょう。
ライヴヴューの遅延の少なさを評価とかなら理解できますが。
D9って?笑
ご指摘ありがとうございます。
タイトルを間違えて記述していました。ご迷惑をおかけして申しありません。
今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。