NIKKOR Z 58mm f/0.95 S NoctのDxOMark値公開
70年代から80年代に、オリジナルのNoctがニコンの光学技術を誇示していたように、新しいNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctもまた同様の製品だ。Noctには驚異的な光学性能がある。実際に、Nikon Z 7に取り付けた新しいNoctは、これまで見てきたどのレンズとカメラの組み合わせの中でも最も高いスコアを達成した。しかしながら、8000ドルに近い価格と、大きなサイズと重量、長い距離のマニュアルフォーカスは、確かにその魅力を制限している。しかし動画撮影スタジオやレンタルハウスや高度に補正された大口径レンズの特徴的な外観を求める裕福な人は問題視しないだろうが、それ以外の人にとっては夢のようなレンズだ。
DxOMarkがNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctのベンチマーク結果を公開しました。この他にも様々な評価がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
上記で引用した部分は、総括の部分と、現在の焦点距離が標準域の単焦点レンズのランキングになります(画像タップで拡大します)。
圧倒的スコアのNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct
今回は標準域の単焦点レンズということで、焦点距離が40~60mmのレンズを対象に抜き出してみました。これまではD800Eに取り付けたツァイスのDistagon T* Otus 1.4/55 ZF.2の総合スコア50でしたが、NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctが大幅に超えて55スコアを獲得しています。
ただ、値段が違いますよね。片方が約4000ドルなのに対しNoctは8000ドルですので、これだけの性能差があるのは当然という感じもします。
まあ、いずれにせよニコンのレンズのアイコンとなる存在となることは間違いないと思います。価格やサイズ、重量はともかくZマウントのS-Lineのレンズは性能的にはかなり素晴らしいです。ですが、一般ユーザとしては今後は廉価で高性能なレンズも発売して欲しいなと思いますね。
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