新たに有効2,030万画素のLive MOSセンサーを採用したマイクロフォーサーズカメラ。従来モデルのE-M10 Mark III(2017年9月発売)は有効約1,605画素センサーを搭載していた。
AFはコントラストAFのみだが、E-M1Xと同じ動体検出アルゴリズムを搭載しており、顔/瞳検出AFも可能だという。4K動画記録ほか、液晶モニターを反転した自撮りにも対応する。
画像処理エンジンはTruePic VIIIでE-M10 Mark IIIと同じ。ボディ内5軸手ブレ補正は、効果がシャッタースピード4.5段分に向上している(従来は4段分)。
(記事を一部引用しています)
(記事元)https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1269266.html
OM-D E-M10 Mark IVを正式発表
デジカメWatchがオリンパスがOM-D E-M10 Mark IVを正式発表したと報じています。
記事によれば、オリンパスはOM-D E-M10 Mark IVを海外で正式発表したそうです。なぜか理由はわかりませんが、国内発表はまだ行われていないようですね(時間差で発表されていたらごめんなさい)。
センサーは1605万画素センサーのものが2030万画素まで拡張され、より繊細な画像を撮影できるようになりそうです(記事の1605画素はタイプミスと思われます)。ですがAPS-Cセンサーでもベストは1600万画素程度ではないか?と言われているなかで、フォーサーズセンサーで2030万画素というのは意見のわかれるところかもしれません。ですが、E-M1Xも2037万画素のセンサーを採用しているので、回折の影響が気になるところですが、特に問題はないのでしょうね。
そして期待されていた像面位相差センサーは残念ながら搭載されていませんでした。ひょっとしたら、OM-D E-M10シリーズと上位機種の区別かはAF性能ということになるのかもしれません。でもOM-D E-M10シリーズのコントラストAFはかなり優秀だと言われており、通常の撮影ではとくに困ることもないのかな?と思います。顔認識や瞳AFも可能ということで、順当に進化した結果だと思われますね。
最後のオリンパスのカメラとなる可能性も?
ご存じの通りオリンパスは日本産業パートナーズ(以下、JIP)にカメラ事業を譲渡する協議を始めたことが報道されており、そして両社ともこれを認めています。記事によれば、オリンパスとJIPが、オリンパスがカメラ事業を譲渡する意向を確認する書類を交わしたという状態のようで、まだこれから本格的に交渉が開始されるというような状態のようです。
つまりオリンパスがJIPにカメラ事業等を譲渡したいという意向を確認したに過ぎず、実際にどのような形で譲渡するといったことや、譲渡の範囲、権利関係に関しては、これから決定するということになります。
過去の事例ではソニーのパソコン事業であるVAIO製品は、同じようにパソコン事業がJIPに譲渡され、現在はVAIO株式会社によって製造、販売されています。現在のVAIO製品にはソニーのロゴかありません。同様に、オリンパスの手を離れたOM-DやPENについては、オリンパスの手から離れて新会社になると報じられています。そうすると、新会社はオリンパスという名前は使わないでしょうし、カメラにオリンパスのロゴがつかない可能性も高いのではないかと思われます。
譲渡の時期がいつになるか?というタイミング次第になると思いますが、ひょっとしたらOM-D E-M10 Mark IVがオリンパスのさ以後の機種となる可能性もあります。すると、このカメラが最後のオリンパスのロゴのあるカメラということになるかもしれません。オリンパスのファンとしては寂しいことになるかもしれませんね。
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