“撮り鉄” 鉄道撮影のため私有地の木を無断伐採か
私有地の柿の木が、写真撮影のために伐採されてしまった可能性があるという報道がありました。一体どういうことなのでしょうか?
早速その報道をみてみます。なおアイキャッチ画像は、鉄道写真撮影のイメージ画像(フリー画像)で、本記事とは無関係です。
国鉄時代の色に塗り替えられたJR西日本の特急「やくも」が人気を集める中、沿線の住民からは「撮り鉄」のマナーを問題視する声が上がっています。
なかには、私有地の柿の木が無断で切られたという衝撃的な被害も出ていました。(中略)
木を勝手に切られた男性
「『うそでしょ、冗談でしょ』と。最初は状況が飲みこめませんでした」男性は、線路沿いの柿の木2本が、幹から切られていることに気づきました。
そして、その日の夕方にもう一度通りかかったときには、さらにもう1本切られていたそうです。(中略)
さらに3本が切られた高さは、左側から順に、およそ10センチ、1メートル、1メートル50センチと斜めになっていて、ちょうど「国鉄色やくも」の写真を撮る際に、大山と被らない構図を作ろうと伐採したのではないかと男性は考えています。
(後略)
BSS山陰放送
記事によれば、JR西日本の”特急やくも”が国鉄時代の色に変更されたということで、写真撮影をしようということで人が殺到しているようです。ほとんどの人はマナーを守っているようですが、一部の人にはマナーを守らない人もいるようで、路上に駐車したりなど地域にお住まいの方々に迷惑をかけてしまっているそうです。
さらには、勝手に私有地の木が伐採される被害もあったようです。これは、列車が木で隠れてしまうため、一部の”撮り鉄”の人が伐採したのではないか?と推測されているようです。
“犯罪鉄”、”伐採鉄”の新ワードも
これまでも”撮り鉄”の人が写真を撮影するために、他人とトラブルになったりとか、私有地に入ったりとか、木を切ってしまったなど様々な問題がありましたが、今回もまた同じような問題が発生してしまったという感じですね。
実際に柿の木が映り込んでいる鉄道写真を見た人の中には、木が映り込んでいないより、映り込んでいるほうが自然という感じで良い写真だと思うと感じる人もいて、なんで伐採してしまうのか疑問に感じている人も多いようです。
もちろん一部の人には、できれば木に隠されることなく列車全体を撮影したいという人もいると思いますが、それでも私有地の木の伐採はさすがにやり過ぎだと思いますね。
そしてネット上では、今回の報道を受けて、鉄道写真撮影のために犯罪になりかねないことをする”犯罪鉄”や、木を切ったり邪魔なものを取り除いたりする人がいることから”伐採鉄”などの新ワードも誕生しているようです。
鉄道写真以外でも、撮影には様々なトラブルがつきものですので、どのような撮影をするにせよマナーをまもって撮影したいですね。もしマナーを守らないと、一律に撮影が禁止されたりして、写真撮影を趣味としている自分自身へ跳ね返ってくることになってしまいます。
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コメント
コメント一覧 (2件)
昨年田んぼの畔を破壊した奴らもいたな
猿も木から落ちる
改め
撮り鉄も木から落ちて
逮捕されるべし
もはや趣味活動ではなく反社会的活動ですね
しかし、
SL時代からの爺様や若い奴ら
年齢を問わず阿呆が多いですな
反社会的な行為をして迄撮った写真は胸を張って(ブログや写真コンテスト)公に公表できる写真なのだろか?
追伸
撮り鉄の駅プラットフォームでの悪行が祟って駅にホームドアが設置されました。