カメラグランプリ2021発表
1位 ソニー α1 172ポイント
2位 キヤノン EOS R5 158ポイント
3位 富士フイルム GFX100S 92ポイント
4位 パナソニック LUMIX S5 19ポイント
5位 ニコン D6 8ポイント
6位 富士フイルム X-S10 8ポイント
7位 ソニー α7C 7ポイント
8位 キヤノン EOS R6 5ポイント
8位 ニコン Z 5 5ポイント
10位 ソニー α7S III 4ポイント
カメラ記者クラブが2020年度に発売されたカメラについて審査するカメラグランプリ2021を発表しました。対象のカメラは2020年度ということで、2020年4月~2021年3月になります。
報道などではたぶん大賞を受賞した商品だけが紹介されていると思いますが、具体的な賞品のポイント数とランキングは上位のようになります。
これをみるとわかりますが、事実上、α1とEOS R5の一騎打ちという状態で、次点でGFX100Sということになると思います。つまり、この3台の三つ巴状態だったことがわかります。
それ以下のランキングは、パナソニックのS5が頭一つ飛び抜けていますが、その他はどんぐりの背比べという感じですね。ちなみに8位は同ポイントでEOS R6とZ 5が並んでいますが、同じ8ポイントを獲得しているD6とX-S10は順位が同順になっていないのはおかしいと思うのですが、選考する人によって重み付けが異なるのかもしれませんが、よくわかりません。
ソニーとキヤノンの一騎打ち
ソニーはフラッグシップとなるα1を発表して、いよいよフラッグシップモデルもミラーレスになっていくのかという、かなり転換点となるカメラですし、EOS R5もキヤノンが満を持して発売するカメラとしてかなりインパクトがありました。
そして富士フイルムは独自の路線を進んでいて、より深いところに刺さる趣味性の高いカメラや中判センサーのカメラを発売して他社と差別化しています。そして、より尖ったカメラが上位にランクインしているなという印象ですよね。
ニコンの製品は残念ながらフラッグシップモデルのD6が5位にランクインするのが精一杯で、しかもポイント数はたった8ポイントです。完全にα1やEOS R5、GFX100Sに食われてしまった格好で非常に残念ですよね。
このランキングで上位に入っているから売れるというわけではありませんが、ちょっとニコンユーザとしては寂しい結果なのかな?と思います。
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コメント
コメント一覧 (4件)
EOS-1D X Mark IIIは10位以内には入ってないんですね。自身としては、真のプロカメラは現行機種ならD6と1D X Mark IIIの2台だと思っているのですが。
ミラーレスの躍進目覚ましいと言ったところでしょうか。
ロンサム・カーボーイさん
EOS-1D X Mark III は昨年度受賞ではないかと思います。
やはりソニー α1 は強いですね。
得票の内訳も見ましたが、ニコンのカメラに入れてる外部選考委員(プロカメラマンは全員この区分?)は1名のみ、それもZ6IIに3票だけであとはα1に5票とR5に2票。Z7IIやD6には誰も投票してないですね……
年度が違うから単純比較はできないですが、1DX3は108票で昨年度2位(1位はα7R4の116票、3位はZ50の87票)ですから、比較するとかなり厳しい評価といえそうです。
まあZ 6II / 7IIは前機種からの転用がほとんどでデュアルスロットや縦グリは前機種のときから用意しといてくれって感じでしたし評価が低いのは仕方がないと思います。
同時期にフルサイズミラーレスを展開しだしたキヤノンとニコンでどうしてこんなに明暗が分かれてしまったのか、経営陣の商品展開や販売戦略の差なのでしょうか。