フィルムカメラを使う若者がじわじわ増加 それでも新製品は期待できないかも

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フィルムカメラを使う若い人が増えている

(前略)

 今や観光地や繁華街では古いフィルムカメラや「写ルンです」あるいは「チェキ」などのインスタントカメラを片手に歩く若者をよく見かけるようになった。また筆者が担当している写真専門学校で聞くと、半数以上の学生がフィルムカメラを所有していた。

(中略)

 数年前に比べても、中古カメラはどの機種もかなり値上がりしています。もう国内メーカーが製造している現行品がないので仕方ありません。ネットオークションなどで中古カメラの購買層は広がっている半面、流通しているモノの質は落ちているように思いますね」

 カメラだけなく、写真フィルムの価格も上がり続けている。36枚撮りのカラーネガフィルで比較すれば、10年前の店頭価格は1本あたり700円前後だったが、いまや2000円と3倍近くし、加えてフィルム現像と写真のデータ化に千数百円は掛かる。しかし、このコスパの悪さにもかかわらず人気は衰えず、若いユーザーたちはフィルム写真には「デジタルにない魅力がある」と口を揃える。

(後略)

現代ビジネス

現在のカメラ事情について記事になっています。記事によれば、最近は以前にも増してフィルムカメラを利用している人が増えているとしています。なかにはフィルムカメラに触れた若い人が新しいフィルムカメラのショップを開くなど、少しずつフィルムカメラ人気が広がっている状況のようです。

記事によれば、フィルムカメラにはフィルムカメラ特有のファンがいて、フィルムならではの粒子感や独特の色味、そして古いレンズで発生しやすいフレア、ゴーストといったものが好まれているそうです。記事では、中にはフレアやゴーストが大きくでている写真をみて、このように撮影できるカメラが欲しいというようなことも記述されています。

カメラも多様性の時代に

今思えば、ちょっと前まではどれがけ画像がカリカリにしゃっきりと、撮影した画像の四隅までくっきりと撮影できるカメラが良いカメラと評価されていました。レンズについてはフレア、ゴースト含め、各種収差や周辺減光がないカメラが求められていました。しかし、一部の人には、かならずしもそのように撮影できるカメラを好むわけではなく、むかしのフィルムカメラで撮影できる(撮影できてしまう)ようなカメラを求める人が増えているようです。カメラにとっても様々な多様性が求められている状況になっているのかもしれません。

だったら、それらの人向けの新製品やサービスを提供できないか?と思うのですが、市場規模はまだまだかなり小さく、メーカとしては新しいフィルムカメラを発売するようなことは経営的に難しい状況になっているようです。せっかくカメラを趣味としている人が増えるきっかけになるのに、なかなかそのような人たちの需要を満たすことができないというのは、もどかしい状況だと思いますね。

その需要の代替といったら失礼ですが、Nikon Z fcや、富士フイルムのレトロスタイルのカメラも人気があるのは、このような理由があるのかもしれませんね。ただ、デジタル的にレトロな雰囲気に撮影することはできても、それは一種のデジタルの加工みたいなものですので、エフェクト的に設定しても、たぶん受け入れられないと思うので、なかなかデジカメはフィルムカメラの代用にはならないのかもしれません。

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