Nikon Z 9は9ヶ月待ちの可能性か
Photographer-N
2021年12月24日 20:40自分は本日手に入りましたが、本日無理だった方は来年9月になるようです。EOSR3もそうですが、少しずつ入荷するという話ではないようですね。
-当サイトへのコメントより
当サイトにNikon Z 9の入荷に関する情報を頂きました(情報ありがとうございました)。そのコメントによると、Nikon Z 9を発売日当日に入手できなかった人が、次にNikon Z 9を入手できるのは来年(2022年)9月になるのだそうです。
この情報だけを見ると、ああ今から予約をしても入手できるまで9ヶ月ほどかかるのだなということになるわけですが、ちょっと状況は異なるようです。
というのも、通常は、少し少量ずつでも製品を出荷して、予約した順番に製品が販売されていくわけですので、もし発売日の12月24日に入手できなくても、いまの予約リストの上位(例えば1番目になっている人)は、次の入荷ですぐに製品を入手できるはずです。そしたら、今すぐにでもとは言いませんが、来年の1月か2月、遅くとも3月ぐらいまでには購入ができそうなものだと考えるのが普通です。
しかし、いただいた情報によれば、2021年12月24日に入手できなかった人は、2022年の9月の入手になってしまうとしています。つまり予約をしていても初回の出荷分に該当しなかった人は、次に製品を入手するには来年の9月まで待たなければならないことを示唆しているということになります。どういうことなのでしょうか?9ヶ月間、Nikon Z 9が製造されることがないということになるのでしょうか?
なぜ9ヶ月待ちなのか
なぜ9ヶ月待たなければならないのでしょうか。頂いたコメントにもありますが、生産するごとに少しずつ製品を供給していくということではない可能性があり、Nikon Z 9の供給状況については通常の製品の供給状況とかなり異なる状況になっている可能性があるのかもしれません。
どのような状況が考えられるでしょうか?
可能性としては、製品の供給に何かしらの優先度が設定されていて、例えば最初は日本、アメリカ、ヨーロッパへ供給し、一定数を供給したら次は他の国へ一定数を供給、そして供給が各国で一区切りしてから、さらに日本、アメリカ、ヨーロッパへ2回目の供給をするという可能性が考えられると思います。
その供給が一巡し、次の日本への供給が9月からということであれば、次に入手できるのが9月になるというのは理解ができるところです。
その他にも、例えば最初はプロフェッショナル向けに一定数を供給し、それ以降は市場で一般向けに製品を供給し、次のプロフェッショナル向けの優先販売は9月以降というような可能性も考えられるのかなと思います。
少なくとも9月まで、Nikon Z 9の販売をせず在庫として貯めておいて一斉に販売するといったことはしないと思いますので、何かしらの優先事項に従って供給する結果、「ある条件」に該当する人は来年の9月まで待たなければならないという状況にあるのではないかと思いますね。
この状況から考えるとNikon Z 9の供給が足りないことは間違いないと思いますが、半導体不足などで製品の製造数がかなり少ないのか、それとも本当に想定以上の予約が入っているかは不透明です。しかし、ニコンは「増産を検討」していることを認めています。もし部品の供給不足で製品の生産ができなくなっているのだったら、「安定した生産できるよう部品供給の安定化に努める」というような表記になるのではないかと思います。「増産を検討」ということは、予定していた生産数では足りないという意味のほうが強いと思うので、かなりNikon Z 9の需要が高いのかなと思います。
以前にNikon Z 9が正式発表されたときに、中国のSNSでの投稿で1年待ちの可能性が示唆されていました。それは今でもデマや噂の類いであったと思っていますが、まさにそれが実際のものになるかもしれません。ニコンにとっては嬉しい誤算になるのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (1件)
価格コムのカメラ売り上げランキングで一位 α7IV と三位 EOS R6 の間の二位に Z 9 に割って入っていますね。
Twitter でも購入報告が相次いでいますね。
60万円越えのフラッグシップカメラとしては快挙ではないでしょうか。
Zのレンズも在庫の無いものが増えているようです。
当分は出せば出しただけ売れる状態だと思いますので、機会損失が残念なところです。