ニコンのカメラの機能はちぐはぐ??
ニコンはもっとファームウェア、カメラの機能について合理化する必要があるという意見が投稿されています。どのような意味なのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
ニコンは本日、機能を追加する大型のアップデートとなるNikon Z 9のファームウェアV4.0を発表した。追加機能について説明する前に、見て見ぬふりをしていることについて離さなければならない。
小さなZ 9であるZ 8とZ 9のファームウェアはまったく同期していない。Z 8にはZ 9にはない機能(HEIF、美肌効果、人物印象調整)があり、Z 9にはZ 8にはない機能(オートキャプチャ、露出ディレイモード、フォーカス情報表示)がある。どうやら、ニコンには両方のカメラを使用している人はいないようだ(または直前まで使用していたカメラと操作系が違ってもまったくイライラしない)。さらに、今後、注意しなければならない微妙な違いがある。プレリリースキャプチャは、Nikon Z 9ではシャッターボタンから指を離してリセットするまで300秒間バッファされるようになったが、Nikon Z 8では30秒でタイムアウトしてしまう。
Nikon Z 8にはNikon Z 9の機能の一部しかないのだとしたら話は別だ。しかしそうではなく、Nikon Z 9とは異なる機能がある。ニコンによる機能の提供のきまぐれな気質はもう止めて、もっと適切に合理化される必要がある。ニコンは一部の写真家の要望に反応し、それが顧客全体にとってどのようにみえるかを考えずに行っているように私には見える。
Nikon USAによれば、オートキャプチャ機能は将来のファームウェアアップデートでZ 8に搭載されると言う。しかし、他のすべてのミスマッチは解消されるのだろうか?
(中略)
しかし、繰り返しになるが、私がZシリーズのファームウェアに対して抱えている本当の問題は、合理化の問題だ。例えば、音声メモオプション機能のある3台のカメラ(Z 6II、Z 8、Z 9)がある。なぜZ 7IIが除外されているのだろうか?人物印象調整を備えた2台のカメラ(Z 7II、Z 8)がある。誰かがメニューの項目を完全に表にまとめれば、このような頭をひねるようなものがかなり見つかるだろう。これは、(1)ニコンが自分たちが何をしているか把握できていない。または(2)ニコンは意図的に一部のカメラに機能を搭載しているが、すべてのカメラには搭載しない、の二つのうちのどちらかということになる。
私は以前から、ニコンが設計を決定するのに、あまりにも保守的であると非難してきた。Z 9のV4.0ファームウェアアップデートはその一例だ。
カメラごとに異なる機能
記事によれば、ニコンのカメラは、カメラごとにおかしな機能の搭載/非搭載を設定している可能性があるとしています。それは、Nikon Z 8とNikon Z 9だけでなく、Z 7IIとZ 6IIの間にもあるようで、その機能の有無は音声メモオプション機能、人物印象調整の機能だとしています。
Z 8は小型なZ 9と呼ばれているだけあって、ほぼ同じ機能が搭載されています。なので、Z 8とZ 9の機能の違いについて気がつく人も多いと思いますし、なぜZ 8にはあってZ 9にはないんだろうと気がつきやすいと思いますね。そもそもデュアルUSB Type-C端子などのようなハード的に違う場合の機能の違いというのはでてくるのは仕方がありません。しかし、オートキャプチャ機能がZ 8にないというのも不思議な話です。
この記事の筆者は、それぞれのカメラの機能をまとめて表にすれば、このような機能がもっとあるのではないか?としています。
もし、このような状態が以前からあったとしたら、たぶん完全に機種ごとに縦割りで開発しているという可能性が高いようにも思えますがどうなのでしょうか?カメラが異なるからまったく同じプログラムなどを流用できないにしても、どの機種にも流動的に適用できるようなライブラリ化などしていると思っていました。
カメラはコンピュータとは異なりますので、そうは簡単にはいかないと思いますし、いろいろと制限があって難しい側面もあるのかもしれませんね。
(記事元)https://www.zsystemuser.com/nikon-z-system-news-and/
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コメント
コメント一覧 (1件)
何となくやっつけ仕事のようでヒラエルキーがうまく機能していませんね。
グレード毎の階層構造をうまく作れていないように思えます。
とはいっても次のファームアップで対応予定という事も考えられますが。
メカシャッターレスの弊害かなとも思えます。